外環道のIC・JCT番号 法則性は? 和光IC「51」草加IC「72」…欠番も
多くの高速道路では起点側からICやJCTに1から通し番号が振られていますが、外環道はちょっと変わっています。大泉JCTは「50」、和光IC「51」ですが、草加ICは「72」、三郷JCTは「80」と増え、欠番も存在します。
外環道のIC・JCT番号は「50」から
多くの高速道路のICやJCTには、起点側から通し番号が振られています。たとえば関越道であれば、起点の練馬ICが「1」、次の大泉JCTが「2」、その次の所沢ICが「3」、といった具合です。
ところが、外環道の場合はこの法則性が当てはまりません。関越道に接続する大泉JCTの「50」から時計回りに、和光IC「51」、和光北IC「52」、戸田西IC「53」と増え、次の首都高と接続する美女木JCTは「60」になります。
以後、戸田東ICから川口中央ICまでの4つのICが、それぞれ「61」から「64」、そして次の東北道と接続する川口JCTは「70」になるなど、JCTごとに10の位が増えていきます。そして京葉道路と接続する京葉JCTが「90」になりますが、終点である東関東道と首都高湾岸線に接続する高谷JCTは「92」です(「91」は市川南IC)。
40台以前の番号は、大泉JCTより南側の区間のために空けてある、というわけです。2020年4月現在、外環道は関越道~中央道~東名高速区間の工事が進められていますが、この建設自体は1960年代から決まっていたものの、長らく凍結されていました。このため、東名や中央道のIC・JCTにおいても、外環道が接続するJCTの番号「2」は欠番になっています。
なお、東名から第三京浜を経て湾岸道路までの区間については、国の予定路線にはあるものの、計画は具体化しておらず、現在、国と東京都、川崎市の3者を中心に検討が進められています。
私の環境の問題かもしれませんが、外環のJCT/IC写真がおかしく無いですか?
前回の高速のインター番号の写真が出ているようです。
ご指摘ありがとうございます。
訂正いたしました。
〉内回り外環三郷西IC手前。左の空間が八潮JCTの接続スペース(2020年2月、中島洋平撮影)。
外回りでは?
ご指摘ありがとうございます。
訂正いたしました。
圏央道も同じ方式。