JR九州 GW後も一部特急運休 快速・普通は減便の対象線区拡大 新型コロナ影響

大村線や指宿枕崎線などでも普通列車の減便が行われます。

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長崎本線を走る特急「かもめ」(2016年11月、草町義和撮影)。

 JR九州は2020年5月1日(金)、新型コロナウイルス感染拡大とそれに伴う政府の緊急事態宣下の影響で、ゴールデンウィーク後も利用の回復が見込めないことから、11日(月)から31日(日)までの特急・快速・普通列車の一部定期列車を追加で減便すると発表しました。

 期間中に新たに運休が決まった特急列車は、「かもめ」「みどり」「ソニック」「きらめき」「かいおう」の一部で計384本です。すでに運休が発表されている列車を含めると2273本に上ります。

 新たに運休が決まった快速・普通列車は、鹿児島本線、福北ゆたか線(筑豊本線、篠栗線)、筑肥線、長崎本線、大村線、指宿枕崎線を走る一部列車で期間中計1158本です。

 JR九州はこれまで、九州新幹線については5月末までの一部列車と6月末までの全臨時列車、在来線特急は2日(土)から6日(水・休)までの全列車に加え5月末までの一部列車の運休を決定しています。

 今回の追加により、運休を開始した3月20日(金・祝)から6月28日(日)までの期間で、全体のおよそ2割にあたる合計7006本が運休します。

【了】

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