東海道新幹線 定期列車すべて運転へ 減便は5月で終了

「のぞみ」は1時間4~6本の運転に戻ります。

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東海道新幹線「のぞみ」などに使われているN700A(2018年3月、恵 知仁撮影)。

 JR東海は2020年5月22日(金)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減便をしている東海道新幹線について、6月は定期列車の本数を元に戻して運転すると発表しました。

 同社は運転計画について、緊急事態宣言が順次解除されてきた状況を踏まえ、今後利用者が徐々に増えた際にも十分な輸送サービスを提供するためと説明。

 現在は、1時間あたり「のぞみ」3本程度、「ひかり」2本、「こだま」2~3本ですが、6月1日(月)以降、「のぞみ」4~6本、「ひかり」2本、「こだま」2~3本で運転します。山陽新幹線に直通する「のぞみ」も、定期列車は全区間での運転です。

 1日あたりの運転本数は、平日314本(現在251本)、土曜303本(246本)、休日296本(245本)になります。

 臨時列車については、JR東海は今後の社会情勢や利用状況などを踏まえながら、運転するかどうか検討していくとしています。

 なお、JR西日本によると山陽新幹線は、「ひかり」「こだま」をはじめ、東海道新幹線と直通する「のぞみ」の定期列車は6月1日(月)からすべて運転する一方、九州新幹線と直通する「みずほ」「さくら」は1時間あたり1本程度の運転を継続するということです。

【了】

【一覧】「のぞみ」「ひかり」「こだま」各本数はどう変わる?

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