首都圏通勤電車スピードランキング 東海道線 京急線方面 新たな顔ぶれ相鉄・JR直通線
湘南新宿ラインを経由する「相鉄・JR直通線」はどうなのか
全体として、朝の通勤時間帯のスピードにおいては、JR、京急線、東急東横線という順序が一貫しており、大きな変動が見られないのが東海道線方面の特徴といえます。
なお、今回の調査では湘南新宿ラインを除外していますが、これが関係する路線では2019年11月、大きな動きがありました。相鉄線とJRを直通する「相鉄・JR直通線」が新たに開業したのです。
湘南新宿ライン、および相鉄線方面から同路線を経由して都心へ向かう列車は、いったいどれほどの速度なのか、参考までに見ていきたいと思います。なお湘南新宿ラインにおいて、運賃などの計算上用いられる営業キロと実際の距離に開きがある、西大井~大崎間は、実際の距離である2.5kmとして算出しました。ちなみに同区間の営業キロは5.6kmで、3.1kmの差があります。
これによって新たに登場する路線は湘南新宿ラインと相鉄・JR直通線になるわけですが、ランキングとしてはどう変わっていくでしょうか。10km圏では湘南新宿ラインは66.8km/hで、東海道線と横須賀線のあいだに割って入る形で2位になります。
20km圏からは、相鉄・JR直通線もランキングに入ってきます。湘南新宿ラインは71.4km/hで、1位に立っています。相鉄・JR直通線は横須賀線に次ぐ4位で、表定速度は58.9km/hです。
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