コロナ禍で注目の「飛行機の空調」 エアバスが話す実は清潔な理由 搭乗時の注意点は?

新型コロナ禍のさなか、エアバス・ジャパン社長はオンライン会見を開き「飛行機は実は衛生面においても、もっとも安全な乗りもの」とし、その理由やメカニズム、利用者が注意すべきポイントなどについて述べました。

0.1ミクロンのコロナウイルスもキャッチする「HEPAフィルター」

 ヨーロッパの航空機メーカーであるエアバスの日本支社、エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー代表取締役社長が2020年5月28日(木)、オンラインで記者会見を開き、機内空調の安全性や今後の予防策について話しました。

 ジヌー社長によると、現在運航されている同社の旅客機、A220、A320、A330、A350、A380といったモデルについて、機内の空気は病院なみの非常に清潔なものだといいます。

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JAL格納庫で披露されたエアバスA350-1000型機(2018年、恵 知仁撮影)。

「飛行機は衛生面においても、もっとも安全な乗りものといえるでしょう。上空での客室の空気は、高度1万mの外気と、コロナウイルスをキャッチできるHEPAフィルターを使い清浄化された空気をミックスして作られています。客室の空気は2分から3分で全て入れ替わるようになっており、客室内では秒速1mのスピードで天井から床に、つまり上から下に向かって流れています」(ステファン・ジヌー エアバス・ジャパン代表取締役社長)

 この、機内に標準搭載されている「HEPAフィルター」は、大きさ0.3ミクロンの粒子について99.97%を捕集できるというもので、それを上回る、もしくは下回る大きさの粒子やウイルスは、それ以上の捕集率になるそうです。

 コロナウイルスの大きさは0.1ミクロン前後とされています。エアバスによるとこの大きさの場合、軽いゆえに空気中でブラウン運動という、ジグザグに踊るような不規則な動きをすることからHEPAフィルターの繊維に引っかかりやすく、99.99%以上のウイルスを捕らえることができるといいます。

【画像】表とイラストで見るエアバス機の空調

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