ANA巨大機A380 5か月ぶり客乗せ空へ! 成田発成田行きの異色フライト 一日復活の経緯

ANAが保有するエアバスA380型機「フライングホヌ」が5か月ぶりに客を乗せて飛びました。新型コロナ禍で翼を休めていた総2階建て巨大機の一日だけの復活。成田発成田行きで実施された経緯は、どのようなものなのでしょうか。

「フライングホヌ」一日復活となった背景 その様子は?

 今回チャーター便に使われたANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」1号機(機番:JA381A)の直近のフライトは6月23日です。このときは客を乗せない飛行でした。これは、長期間(概ね90日間)飛んでいない飛行機が重整備をしなくても安全に飛行できるようコンディションを維持するためのものです。

 ANAによると、今回の企画を発案したのはそのフライトを報道で見た一般の人とのこと。ANA側もそういった要望に賛同し、「夏休みの思い出づくりのお手伝いができればという願いから」実現に至ったそうです。

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ANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」チャーターフライトの様子(2020年8月22日、乗りものニュース編集部撮影)。

 この日の搭乗者は334人(幼児含む)。乗客はインターネット上で募られましたが、応募倍率は約150倍だったそうです。この日の飛行ルートは、成田空港を発ち、日本最高峰の富士山を遊覧、静岡県浜松市上空で洋上に出て、大島の三原山を眼下にして成田に戻ってくるといったもの。機内ではハワイらしい演出や抽選会などが実施され、搭乗記念品もプレゼントされています。

 ANAによると、今後もこのようなチャーターフライトは「ぜひ前向きに検討していきたい」といいます。企画担当者によると「短いフライトのなかで“ハワイ感”をどれだけ出せるか、いかに高い衛生対策と両立させていくかに気を払った」とのことです。

【了】

写真でサッと見る「空飛ぶウミガメ」限定復活の一日

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