「尾瀬夜行で新潟、抜けられる…!」超秘境バスルート 東武が商品化 酷道険道 遊覧船も

私鉄としては日本唯一の夜行列車、東武の「尾瀬夜行」を活用し、路線バスなどを乗り継ぎ新潟へ抜ける尾瀬横断ルートが商品化されました。「酷道」「険道」そして遊覧船を経由する同ルート、東武の担当者も太鼓判の秘境ぶりです。

「尾瀬夜行」ならではの半日コース

 東武鉄道が浅草~会津高原尾瀬口(福島県南会津町)間で運行する夜行列車「尾瀬夜行23:55」(冬季はスキー列車「スノーパル23:55」)。東武トップツアーズの旅行商品として運行されるものですが、この私鉄唯一の夜行列車に代表されるように、東武グループは歴史的に尾瀬の観光誘客に力を注いできました。

 そうした東武トップツアーズが取り扱う尾瀬の旅行商品に、オプショナルツアーという形で2020年シーズンから追加されたコースがあります。「尾瀬夜行」下車後、バスなど公共交通を乗り継いで、新潟へ抜けるという周遊ルートです。

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東武「尾瀬夜行23:55」は特急「リバティ」の500型電車で運転(画像:東武鉄道)。

 尾瀬国立公園は福島、新潟、群馬の3県にまたがります。従来、バスとトレッキングにより県をまたぎ尾瀬を横断するための企画乗車券などが販売されていましたが、このたび発売された商品はトレッキングを前提としない、公共交通だけで福島県側から新潟県側へ抜けるというもの。次のような交通機関を経由します。

・1:東武鉄道「尾瀬夜行23:55」、浅草~会津高原尾瀬口
・2:会津バス、会津高原尾瀬口駅~尾瀬御池(みいけ) ※尾瀬沼山峠行き
・3:会津バス、尾瀬御池~尾瀬口船着場(奥只見) ※尾瀬沼山峠発
・4:奥只見湖遊覧船、尾瀬口船着場~奥只見船着場
・5:南越後観光バス、奥只見ダム~浦佐駅東口

 浅草を23時55分に出発し、翌朝からバスなどを乗り継ぎ、新潟県南魚沼市の浦佐駅へ最短で12時55分に到着するルートです。浦佐駅からは上越新幹線で東京へ帰れます。

 いずれの交通機関も、おもに夏から秋にかけて運行され、それぞれの方面から「尾瀬へ到達する」ための交通機関であり、それらをつないで「抜ける」という概念のものではなかったのだとか。なお上記2のうち「尾瀬夜行」に接続する便、および3と4は完全予約制です。

 今回、実際にこのルートを走破した東武鉄道の担当者に話を聞きました。そこからわかったことは、「ここを路線バスが走るの!?」とも思えるほどの秘境ぶりです。

★★秘境! バス&遊覧船「尾瀬横断ルート」写真でたっぷり★★

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