熊本~阿蘇の動脈が本格復旧 国道57号の被災区間10月開通 熊本地震から4年半

長さ3.6kmのトンネルを通ります。

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国道57号北側復旧ルートの車帰地区。2020年8月撮影(画像:国土交通省)。

 国土交通省は2020年9月11日(金)、熊本地震で被災し復旧工事を進めていた国道57号の北側復旧ルートと現道部が、10月3日(土)に開通する見込みとなったと発表しました。地震から約4年半ぶりに、熊本市と阿蘇地域・大分市を結ぶ動脈が復旧します。

 九州を東西に結ぶ国道57号は、2016年4月に発生した熊本地震により南阿蘇村の阿蘇大橋交差点付近で山の斜面が大きく崩壊。国道57号から分岐する国道325号の阿蘇大橋も崩落し、並走するJR豊肥本線とともに通行不能になっていました。

 2020年10月開通見込みの北側復旧ルートは、この斜面崩壊箇所を回避するために新しく造られた長さ約13kmの道です。現行の県道339号(通称「ミルクロード」)と並走しますが、途中、阿蘇の外輪山を貫く二重峠(ふたえのとうげ)トンネル(仮称、3659m)を通ります。

 また、斜面崩壊箇所を通る従来の国道57号ルート「現道部」約2km区間も復旧します。

 地震被災後、熊本~阿蘇・大分間の移動はミルクロード経由が主な迂回路でしたが、国道57号の北側復旧ルートが開通することで所要時間は30分ほど短縮される見込みです。

 なお、JR豊肥本線も被災後、復旧工事が進められ、2020年8月8日に全線で運転を再開しています。

【了】

【地図】国道57号の復旧区間

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