「GoToトラベル」対象の高速道路周遊パス 全国一斉発売 宿泊セットでパスも割引

いよいよ観光本格化!を感じさせる動きです。

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高速道路のイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。

 NEXCO3社および阪神高速、本四高速など道路事業者8者は2020年9月11日(金)、国の「GoToトラベル」事業の対象となる高速道路周遊パスを9月18日(金)から開始すると発表しました。

 高速道路周遊パスはETC車を対象に、特定地域で期間内の乗り降りが自由になる定額の商品です。周遊パス単独では「GoToトラベル」の対象になりませんが、今回、宿などの公式サイト検索予約サービスを展開する株式会社ピアトゥーの「STAYNAVI」と連携。これにより、直販サイトでの宿泊施設予約と、高速道路周遊パスの申し込みをセットで「GoToトラベル」の対象とすることが可能になったといいます。宿泊施設の利用分だけでなく、周遊パスの利用分とあわせて、半額相当の給付を受けることができるそうです。

 対象となる周遊パスは全国28種類、二輪車のみを対象にしたツーリングプランは19種類が設定されています。たとえば「栃木・茨城周遊パス2日間」6000円に宿泊代金3万円(1人1泊)の場合、旅行代金総額に対する給付額は70%分の1万2600円、このうち周遊パスの6000円分には35%にあたる2100円の給付が適用されるといいます。ただし条件(※)によっては、周遊パスへの給付が適用されないこともあります。

 利用には、「STAYNAVI」を経由して宿泊施設の公式サイトで「GoToトラベル」対象の宿泊を予約したり、高速道路会社の「GoToトラベル」対象周遊パス申し込みサイトで別個に周遊パスの申し込みをしたりする必要があります。周遊パスの料金は、後日、ETCカードに割引額を差し引いた金額が請求される形です。手順は高速道路会社ウェブサイトをよく確認してください。

 申し込み受付は9月11日(金)15時から始まります。対象となる高速道路周遊パスの利用期間は、9月18日(金)から2021年2月1日(月)まで。なおツーリングプランの利用期間は異なるほか、いずれのプランも給付枠の上限に達し次第、申し込み受付を終了するそうです。

※宿泊代金+周遊パスに対する給付額の70%相当額から、宿泊代金に適用される給付額による割引を差し引いた残りの金額が、高速道路周遊パス代金の35%相当額に満たない場合は、高速道路周遊パスへの給付額による割引は適用されません。

【了】

★★全国くまなく! 「GoTo」対象周遊パス一覧&利用の流れ★★

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