「新千歳空港」なぜ「新」が付く? ほぼ変わらない場所に「旧千歳空港」 移転の理由

新千歳空港が現在に至るまでの経緯とは

 この状況下で軍民共用空港として千歳空港を使用し続けることはキャパシティの面でも、安全面においても難しくなってしまったことから、千歳基地の南東すぐ近くに新たな滑走路を建設。ここを民間機専用のものとし「新千歳空港」とします。

 供用当初の新千歳空港は滑走路1本のみ、ターミナルは1963(昭和38)年竣工の旧千歳空港のものをそのまま使うところからスタートします。整備は段階的に進み、1992(平成4)年に新ターミナルビル(現・国内線ターミナル)がオープン。ついで、1996(平成8)年に2本目の滑走路の供用が開始されました。

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政府専用機。2機とも拠点を千歳基地に置いている(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 その後、LCC(格安航空会社)の台頭などで、新千歳空港の規模は拡大し続けており、2010(平成22)には新たに国際線ターミナルがオープンしています。

 ちなみに新千歳空港は2020年現在も旧「軍民共用空港」の名残りがあります。同空港の航空管制は、航空自衛隊が千歳基地と一括で実施。千歳基地も新千歳空港と誘導路でつながっており、まれに民間機が、新千歳空港の滑走路が使えないときなどに千歳基地の滑走路を使って離着陸する、といった光景も見られます。

【了】

空から見る新旧「千歳空港」の位置関係

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コメント

2件のコメント

  1. 昔は「千歳は軍民共用だから冬でも必ず除雪されるんだよ」という人がいたものですが新千歳はどうなのでしょう?

    • そんなの関係ないですよ。
      今は普通に除雪されます。