安藤昌季(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロ イラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。
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昭和の「特急専用3等車」今もフツーに乗れる 座り心地は? 大井川鐡道スハフ43形
進行方向に向けた2+2列座席――現行のJR特急では一般的な配置ですが、その原初の姿を感じられる車両が大井川鐵道にあります。日本最初の「特急専用3等車」の流れを組む、スハフ43形です。
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歴代「スカイライナー」はどんな電車? ベテラン運転士が語るAE100形と初代AE形の記憶
京成電鉄の看板列車といえば京成上野駅と成田空港駅を結ぶ「スカイライナー」です。この列車に過去使われたAE形電車(初代)とAE100形電車はどのような「乗りもの」だったのでしょうか。運転経験のある運転士に聞きました。
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「5者直通運転」の京成線 他社の電車でも運転に違いはある? ベテラン運転士に聞く
京成線は、京成電鉄に加え都営地下鉄、北総鉄道、京浜急行電鉄、芝山鉄道といった多種多様の通勤形電車が走っています。車両の新旧や会社などで運転感覚の違いはあるのでしょうか。京成電鉄のベテラン運転士に聞きました。
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裏ワザで他国より有利に? ロンドン海軍軍縮条約での日本空母の台所事情
1923年に発効したワシントン海軍軍縮条約は、主力艦と航空母艦の保有を制限しましたが、1万トン以下の航空母艦には制限がありませんでした。1930年のロンドン海軍軍縮条約で制限されるのですが、日本は抜け道を用意していました。
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巡洋艦なのに見た目空母! アメリカ発案「航空巡洋艦」なる多用途艦が“机上の空論”で終わったワケ
1930年に発効したロンドン海軍軍縮条約では、排水量1万トン以下の航空母艦の保有が制限されました。しかしアメリカは、巡洋艦に飛行甲板を備えた「航空巡洋艦」を提案し、条約に盛り込みます。これは一体どんな艦艇だったのでしょうか。
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「日本の新鋭軽巡恐るべし」「特異な巡洋艦」世界を震撼させた「夕張」1隻で終わったワケ
旧海軍の艦艇のなかで軽巡洋艦「夕張」ほど、後の軍艦設計に影響を与えた艦はありません。しかも「夕張」は、軍艦のバイブル「ジェーン軍艦年鑑」で8年間も「特別説明」されるほど偉大な軍艦でした。それは何故なのでしょう。
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東京の交差点「小名木川駅前」…駅どこ? 近くに貨物線 0系新幹線の“生家”も
東京・江東区の明治通りには「小名木川駅前」という交差点があります。しかし、この交差点の近隣に駅は見当たらないうえ、そもそもそのような名前の駅はありません。なぜでしょうか。広大なショッピングモールにヒントがありました。
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眺め最高! 神津島から日本唯一のミニ飛行機で「調布」へ なぜ超低空飛行?
東京都の離島、神津島から本土に戻るには、船舶のほか航空機も利用できます。使われる機体は全国でもここだけのプロペラ旅客機「ドルニエ 228-212 NG」。そして降り立つ地も、羽田ではなく住宅街の中にある調布飛行場なのです。
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日本外交の勝利? ロンドン軍縮条約での巡洋艦保有量 計算したらアメリカ上回った!
1930年に発効したロンドン海軍軍縮条約は、各種巡洋艦を始めとした補助艦艇の保有量にも制限を設けるものでした。日本は批はしたものの、したたかさを見せて制限以上に持ちました。その数はアメリカ以上だったようです。
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あえて夜行12時間 コロナ禍登場の新造船で東京から神津島へ 賑やかだった船旅どう変化?
東京の離島・神津島は、ジェット船で3時間45分ですが、夜行の客船も運航されており、これが生活物資も運んでいます。12時間の船旅、以前は甲板もにぎやかなものでしたが、コロナ禍を経てどう変わったでしょうか。新造船に乗ってみました。