斎藤雅道(ライター/編集者)の記事一覧
Writer: 斎藤雅道(ライター/編集者)
ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。
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ロシア戦車の欠陥? 実は評価の割れる「自動装填装置」 そもそもどういうものなのか
ウクライナ情勢を巡る報道のなかで、ロシア戦車の自動装填装置について語られるのを目にします。そもそも、戦車の自動装填装置とはどのようなものなのでしょうか。そのメリット、デメリットなどを見ていきます。
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なぜ戦車砲内側はツルツルなのか ついに英戦車もライフル砲廃止 銃とは逆の進化の歴史
19世紀に「ライフリング」が実用化されると、銃も砲もこぞってこれを採用し、その命中率は飛躍的に高まりました。しかし戦車砲については21世紀現在、このライフリングが刻まれていない滑腔砲が主流です。先祖返りの経緯を追います。
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軍艦の砲や機銃はなぜ少なくなったの? 時代が下るほど甲板上がスッキリしてきたワケ
大戦中の軍艦といえば多連装砲やハリネズミのように空へ向けられた対空砲など、その喫水線上はなにかとゴテゴテした印象ですが、現在のものはこれらに比べずいぶんとスッキリした印象です。その変遷を見ていきます。
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「ピーキー過ぎて使いづらい」軍用機5選 使いこなせるのは選ばれし者のみ!
おおよそ兵器というもののは、誰にでも操縦や運用ができるよう作られます。比較的人を選ぶ航空機もしかり。しかし時々、必要に駆られ、ある程度のリスクに目をつぶり、特定の任務特化で扱いの難しい航空機が作られてしまうことがあります。
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「多段空母」の歴史 なぜ「赤城」と「加賀」の甲板をひな壇にする必要があったのか?
空母が誕生してから100年。新しいものには付きものですが、その初期はかなりの試行錯誤がありました。多段式空母もそうした試行錯誤のひとつで、現代においてイメージされる空母とは、だいぶ姿かたちの違うものでした。
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「駆逐戦車」ってなに? 戦車のようで戦車じゃないのにほぼ戦車扱いされた絶滅危惧種!
ミリタリー、特に戦闘車両に興味を持つとまず混乱するのが車両の分類です。第2次世界大戦中に登場する戦車はおもに軽戦車、中戦車、重戦車の3種ですが、「駆逐戦車」と呼ばれるそれらには分類されないものがあります。
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博物館の展示品がまさかの戦力化! 強奪されてしまった兵器5選
戦場などで敵兵器の鹵獲はさほど珍しいことではありませんが、強奪となるとだいぶお話が違ってきます。そしてそれは、決してフィクションの中だけのお話でもありません。歴史に刻まれる大事件から珍事まで、5つのケースを挙げました。
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エンジン倍で性能倍! とはならなかったけど結果を残せたレシプロ双発戦闘機5選
航空機において、同じエンジンなら単発より双発の方がメリットも大きそう、ということで、WW2直前の航空先進国では「双発万能戦闘機」なる考えが脚光を浴びます。しかし実際には、そうそう単純なお話ではありませんでした。
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フォークト博士の珍奇な飛行機 また彼は如何にして技術1本で日独米を渡り歩いたか
日本とも縁深いリヒャルト・フォークト博士は、左右非対称機など奇抜すぎる航空機開発で広く知られますが、 一方で「正統派」な業績の数々を残しており、現在の旅客機にもその成果を見ることができます。いわゆる天才のお話。
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プロペラ邪魔だし穴開けよう WW2欧州戦闘機の「モーターカノン」ってどういうもの?
WW2期欧州の戦闘機には、機首のプロペラ部分の中心に機関砲の砲口を設けた、つまりプロペラシャフト(駆動軸)を筒状にし、そこに砲身を通しているものが見られます。なぜ、このような面倒をする必要があったのでしょうか。