楠居利彦(鉄道ライター)の記事一覧
Writer: 楠居利彦(鉄道ライター)
1946年、東京生まれ。中央線の沿線で育ったので、鉄道は複線で電化され、長編成の電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道誌の創刊に関わり、車両データ本の編集を担当した。趣味は鉄道模型製作。
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【懐かしの私鉄写真】岩手の路面電車? 花巻電鉄「鉄道線」の記憶 “馬づら電車”は始発駅でチラッと
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温泉地で有名な岩手県の花巻。かつて国鉄花巻駅から、それぞれ鉄道線と軌道線で花巻温泉と鉛温泉へ向かう2本の路線が延びていました。私が乗ったのは鉄道線の方。1965年夏のことです。
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【懐かしの国鉄写真】「はくたか」「あさま」機関車連結で碓氷峠越え 昭和42年 長電の名車「OSカー」デビューの頃
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日を近くして長野へ行った1967年の4月。1回目は名古屋旅行の帰り、2回目は父の使いで勤務先へ行ったついでです。長野電鉄では最新型モハ0形を見られたほか、往復の信越本線では碓氷峠越えの補機EF63の連結や、入換中の8620形なども収めました。
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【懐かしの私鉄写真】大雄山線にて最初で最後の“木造車”体験 小田原では修学旅行色の準急「ながら」に遭遇
プレミアム
伊豆箱根鉄道大雄山線には木造車が走っている――鉄道趣味誌を見て1966年1月、その年初の撮影として同線へ赴きました。少し足を延ばし、箱根登山鉄道や国鉄伊東線、伊豆急行線もカメラに収めています。
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【懐かしの私鉄写真】「神奈川県のチベット」に東急電車が走った 田園都市線 長津田延伸の日 周囲は原野
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東京のベッドタウンとして発展し、いまや多くの沿線人口を抱える東急田園都市線ですが、溝の口~長津田間の開業当時は、造成が始まったばかりの“原野”を2~4両編成の電車が往来する路線でした。
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【懐かしの私鉄写真】小田急で100km超え通学 相鉄にはロクサン 相模線にはC11の時代
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新宿~大根(現・東海大学前)間往復100km超えの通学。多くの同級生には苦痛だったようですが、私は教科書と一緒にカメラを持ち歩き、暇を見つけては小田急を撮っていました。後半では相鉄や国鉄相模線も紹介します。
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【懐かしの国鉄写真】1964年9月 根岸線桜木町~磯子間開業翌日の光景
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横浜から磯子を経由して大船までを結ぶ根岸線は、最初に桜木町~磯子間が開業し、あわせて横浜~桜木町間も根岸線となりました。開業翌日にはさっそく同区間を乗車しています。
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【懐かしの国鉄写真】名鉄を見たあとは飯田線を全線乗り通す
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廃止間近の遠州鉄道奥山線を訪ねたあと、飯田線を乗り通すために豊橋駅に向かいましたがいったん神宮前まで1往復。名鉄をスナップした後に飯田線に乗車しました。飯田線は旧型国電が当たり前でしたが、車種はバラエティーに富んでいました。
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【懐かしの私鉄写真】廃止間近の遠州鉄道奥山線を訪ねる
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かつて静岡県内には遠州鉄道奥山線という路線がありました。軌間762mmの軽便鉄道でしたが、すでに路線は一部区間が廃止となっていて、近々、全線廃止になりそうだとのことで訪問したことがあります。いまから58年前のことです。
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【懐かしの私鉄写真】阪神電鉄の小型車と京都のポール電車
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阪神電気鉄道(阪神電鉄)で車両の大型化が進むなか、まだ本線系統でも小型車が活躍していました。撮影に訪れた時には本数はわずかでしたが、それでも快走するシーンが展開していました。同時期には京福電鉄にも訪れています。
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【懐かしの私鉄写真】1967年4月 名古屋周辺の鉄道乗り歩き(後編)
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大学の最終学年を迎えた春休みの1967年4月、飯田線を振出しに名古屋から長野を回る5日間の乗り歩き。名古屋に滞在した際に撮影した写真を2回にわけて紹介する後編では、近鉄、国鉄、市営地下鉄をご覧いただきます。