深水千翔(海事ライター)の記事一覧
Writer: 深水千翔(海事ライター)
1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。
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ボーイングが日本にオープンした「研究施設」一体なにをする? 名古屋駅前に誕生 7か国目の拠点設置のワケ
ボーイングが名古屋駅前のビルに研究開発拠点を開設しました。ここはどのようなところで、どのような研究が行われるのでしょうか。
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これが「さんふらわあ」!? 大幅イメチェンの新造フェリーついに進水 LNG燃料 まるで宇宙船のような「さんふらわあ かむい」
商船三井さんふらわあが関東-北海道航路に投入する新造船「さんふらあ かむい」がついに進水しました。日本で3隻目、東日本では初となるLNG燃料の大型フェリーは、塗色も一新。船首の構造も奇抜です。
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一般人も乗れる「水素燃料船」ついに登場! 異形の“フネ版MIRAI” ただ課題ある“世界初”
トヨタの水素燃料電池システムを搭載した船がついに竣工しました。北九州を中心に、一般人でも乗れる観光船として運用される見込みですが、本当の用途は、洋上の風力発電所への輸送船。“世界初”は達成したものの、課題も見えています。
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中韓「領海広げて」に言い返すための仕事って!? 海保の最新鋭「測量船」は何するフネなのか 間もなく一般公開
海上保安庁が保有する最大かつ最新鋭の測量船が、お台場で一般公開の予定です。ただ、測量船とはそもそもどんな船なのかでしょうか。実は、島国日本にとって欠かせない役割を担っていました。
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世界唯一かつ超特殊! 73年ぶりの新造「捕鯨母船」ついに完成 “カーフェリーっぽいカタチ”こそ新時代!
世界唯一となる「捕鯨母船」が73年ぶりに新造され、同じく世界唯一の捕鯨方式を行う会社に引き渡されました。最新鋭の電気推進システムをはじめ、特殊な設備を満載した新造船で、捕鯨文化の復興を図ります。
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どうなる「九州の玄関口」再開発が大揺れ “海外企業が撤退”さらに“鉄道遺構が出土” 門司港レトロに見合う姿になるのか
レトロな建物が立ち並び観光客にも人気の「門司港」、その駅前一等地の再開発が二転三転しています。旧JR九州本社ビルの活用は、事業者に選ばれた海外企業が撤退したうえに、駅前で貴重な「鉄道遺産」が出土。今後どうなるのでしょうか。
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海を「走る」!? 異形の船が日本で製造へ 爆速&揺れない!「狙いはジェットフォイル」
ジャパンインターナショナルボートショーに「サスペンション船」なる珍しい形の船が展示されました。まさに海を道路のように「走る」その船は、極めて高速。旅客船への導入も視野にあるそうです。
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航続距離も武装も異次元!? 海保の歴史を変えたスーパー巡視船「しきしま」引退 ムダになりかけた元「核を護る船」の30年
海上保安庁が保有する最大級の巡視船「しきしま」が間もなく引退です。日本初の7000トン超え巡視船として生まれた同船は当初ムダな存在になりかけたものの、のちに「あってよかった」船へと昇華。同名の後継船も進水しました。
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「四国の玄関口」なぜこうも衰退したのか フェリー100往復→ゼロ テーマパーク失敗 失われた50年に光は【後編】
本州における「四国への玄関口」であり、「造船」で栄え全国でも重要な都市だった岡山県玉野市。100往復あったフェリーが10年でゼロになるなど、急速な衰退に直面しています。瀬戸大橋開通前から現在までの“失われた50年”を追います。