関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
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戦闘機として「普通に飛べる、けど使えない」衝撃の理由って!? 旧ソ連 “最初のジェットMiG” がある意味伝説だった
旧ソ連・ロシア初のジェット戦闘機となったMiG-9は、初飛行後に空の上で致命的な欠陥が露呈したのだとか。飛行機としては問題なかったけど戦闘機としては使いものにならなかった理由がありました。
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「F-35よりスゴイ」と言い放つ根拠は? トルコ初の国産戦闘機 とにかくデカい!他には?
トルコが国産ステルス戦闘機「KAAN」試作機の初飛行に成功しました。アメリカのF-35戦闘機をも凌駕する性能だと豪語しますが、機体こそ大きいもののエンジンは低出力であり、初の有人戦闘機開発に挑む今後が注目されます。
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「A-10を退役させろ」ついに年貢の納め時? スーパー攻撃機も「現代戦では使えない」を示したロシアのライバル機
いまだ根強い人気を誇るアメリカ空軍の対地攻撃機A-10「サンダーボルトII」ですが、同機はもはや現代戦には通用しないとか。なぜなら、同じ用途で開発されたロシア攻撃機の損耗率が極めて高いことが理由になるそうです。
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「地上で破壊」されるロシアの超高価ステルス機 空自も“明日は我が身”? 攻撃し放題の現状
ロシア空軍の高性能ステルス戦闘機Su-57がウクライナの攻撃によって地上で破壊されました。ただ、このような攻撃は現代戦では定石と言えるもので、防ぐ手立てはあります。むしろ同様の攻撃でやられる恐れがあるのは航空自衛隊も同様です。
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だって「ミサイルもったいない」 戦闘機の“機関砲不要論”くつがえるか 考えざるを得ない“コスパ”
戦闘機はおよそ100年のあいだ、機関砲を搭載するか否かは議論が繰り返されてきました。そこには空対空ミサイルの存在が大きく、その技術や精度によって機関砲の立場も揺れ動きました。そして現代でも、完全消滅とはならなさそうです。
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ウクライナF-16の強力なライバルか!? ロシア版「トムキャット」戦闘機の“恐ろしい性能 ”とは
ロシアとの戦いが泥沼化しつつあるウクライナで、F-16の運用がいよいよ始まりそうです。ただ、これまでロシア側で弾道ミサイルの空中発射母機としてしか使われていなかった戦闘機が、その手強いライバルになりそうです。
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ブルーインパルスの末路か? スイス曲技飛行チーム存続に黄信号「ショーに税金を使う」批判への答えは
航空自衛隊の「ブルーインパルス」が使用するT-4練習機は、旧式になりつつあるため後継機が必要になっています。同様に、チームの維持や後継機を選定問題に直面しているのがスイス。同国の動きは日本の参考になるかもしれません。
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ウクライナもらってくれ!? 南米の大国が供与表明の“虎の子”攻撃機 ホントに使えるの?
アルゼンチン政府が策定したウクライナ支援の目録に、40年以上前に実戦で名を馳せた傑作攻撃機が含まれていたそうです。アルゼンチンにとって譲渡するのはもったいないように思えますが、どうも自国にあっても意味がない模様です。
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「オスプレイ100年使いたい!」米軍高官が明言 生産終了なのにナゼ? 自衛隊も他人事ではない延命問題
開発時には夢の航空機と目された「オスプレイ」。しかし蓋を開けたら、開発元の米国以外は日本が購入しただけで終わりそうです。近々生産終了する計画ですが、アメリカは100年飛ばしたいのだとか。日本も後日検討の必要に迫られそうです。
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“ウクライナのことを思って”は本当か!? フランスの下心が透ける「ミラージュ2000」供与の動き
フランスがウクライナに「ミラージュ2000」戦闘機を提供すると明言しました。ただ、この動きはウクライナの戦後を見据えたフランスのしたたかな “国家戦略” なのかもしれません。