柘植優介(乗りものライター)の記事一覧
-
空母を内陸の五大湖に浮かべたアメリカ なぜ? 艦載機が多数発着艦 外輪船型空母も
空母は、艦載機で敵艦や敵陣地を攻撃するための、いわば洋上の航空基地です。しかし第2次世界大戦中のアメリカ海軍は、あえて敵のいない自国本土にある湖で空母を運用しました。
-
世界の巨大航空機3選 自衛隊も使うチャーター機やスペースシャトル運ぶための巨人機も
「大は小を兼ねる」が正しいかどうかは時と場合によりますが、飛行機においてはどうでしょうか。多数の物資、大質量の貨物を運べるという特徴を突き詰めた結果、実に巨大な飛行機が誕生しました。
-
陸自「74式戦車(改)」を知っているか わずか4両のレア戦車 90式戦車レベルの装備も
曲面形状の鋳造砲塔が特徴の74式戦車は、総生産数873両のなかで、ごくわずかしか作られなかったタイプがあります。74式戦車G型、通称「74式戦車(改)」と呼ばれるものです。
-
今年で聞き納めか RR製オリジナルエンジン搭載YS-11 退役へ 空自入間基地の飛行点検機
戦後日本で初めて開発された国産旅客機YS-11。最初の東海道新幹線である0系とともに、昭和における高度成長期のシンボル的存在として扱われることも多い機種の、最後のオリジナルエンジン搭載機が退役目前になっています。
-
「ガトリング砲」と「バルカン砲」 何が違うのか? 一時は廃れていたガトリング砲
無数の弾をばらまくイメージのガトリング砲やバルカン砲は、複数の銃身が高速回転するインパクトの大きさからか、映画やアニメなどで数多く描かれています。しかし、この2つは同じようでいて違いがあります。
-
「空自最多の転勤族」F-2の第3飛行隊が5回目の引越 三沢から百里へ 60年以上の転勤歴
航空自衛隊発足直後に誕生した第3飛行隊は、航空自衛隊初のスクランブルを実施した部隊でもあります。2020年3月、首都圏の防空を担う百里基地へF-2戦闘機とともに移動してきました。首都圏にF-2が配備されるのは初めてのことです。
-
ブルーインパルスの「知られざる裏方装備」 パイロットの妙技を支えるチームプレイ
1964年の「東京オリンピック」も1998年の「長野オリンピック」も、開会式には航空自衛隊のブルーインパルスが飛行しました。ハレの日を彩る飛行には、もちろんそれを支える舞台裏が。長野大会での事例を見ていきます。
-
これぞ本物のステルスか?実在しないのに世界を震撼させたステルス戦闘機「F-19」騒動
冷戦末期の1980年代、ある模型メーカーが発売した飛行機のプラモデルが全世界の注目を集めました。存在しない戦闘機を立体化したものにもかかわらず、いかにも存在するかのように扱われた理由について見てみます。
-
大規模災害時など「医療拠点になれる自衛艦」3選 「病院船」への変身は可能か否か
新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るっています。そのようななかで「病院船」の保有についての議論が再び活発化していますが、医療機能を充実させた自衛艦を病院船に転用できないのか、基本的なところを見てみます。
-
残りわずか空自「F-4 ファントムII部隊」 なぜ岐阜基地は百里基地よりレアなのか?
航空自衛隊におけるF-4「ファントムII」戦闘機の運用が、あと1年ほどで終わりを迎えます。百里基地がその実働基地として比較的有名ですが、岐阜基地でも運用されており、しかもそこにしかない機体もあります。