白石 光(戦史研究家)の記事一覧
Writer: 白石 光(戦史研究家)
東京・御茶ノ水生まれ。陸・海・空すべての兵器や戦史を研究しており『PANZER』、『世界の艦船』、『ミリタリークラシックス』、『歴史群像』など軍事雑誌各誌の定期連載を持つほか著書多数。また各種軍事関連映画の公式プログラムへの執筆も数多く手掛ける。『第二次世界大戦映画DVDコレクション』総監修者。かつて観賞魚雑誌編集長や観賞魚専門学院校長も務め、その方面の著書も多数。
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伝説の対地攻撃番長! 米戦闘機P-47「サンダーボルト」&F4U「コルセア」が傑作になれたワケ
第2次大戦中のアメリカ戦闘機で、陸軍と海軍それぞれの最多生産機にはいくつかの共通点がありました。ひとつは搭載するエンジン、そしてもうひとつはエンジン性能に起因する優れた汎用性です。傑作機たるゆえんを紐解きます。
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日独戦艦「大和」&「ビスマルク」どっちが高コスパだった? 建造前から対照な2艦
第2次世界大戦の開戦前後、各国で新型戦艦が就役しました。日本では「大和」が、ドイツでは「ビスマルク」が新型戦艦のネームシップとして誕生しています。この2隻を軍艦としてのコスパで比較してみます。
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実は自沈!? ドイツ戦艦「ビスマルク」鉄スクラップの山となっても浮いていた強さのヒミツ
第2次世界大戦中の1941(昭和16)年5月27日にイギリス軍艦との海戦で沈んだドイツ戦艦「ビスマルク」。敵艦の攻撃で沈んだのではなく、一説では自ら没したとも。そういわれる理由に驚異の防御力が関係していました。
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「駆逐艦、おまかせで輸出たのむ」フランス大海軍の要請 100年前の日本どう応えた?
いまから100年以上前、日本製の駆逐艦が一挙に12隻もフランスに輸出されました。これだけ大量の日本製水上戦闘艦が外国に供給されたのは他に例がありません。では、なぜこのような事態に至ったのでしょうか。その経緯をたどります。
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主翼曲げれば万事解決!「逆ガルウィング」戦闘機F4U「コルセア」なぜ傑作機になったか
アメリカの艦上戦闘機として最多の生産数を誇るのがF4U「コルセア」です。本機は第2次大戦勃発前に開発され、運用終了は大戦終結から34年も経った1979年のこと。しかし、誕生当初は艦上機なのに肝心の空母で運用できない“駄作機”でした。
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世界最大の戦艦「大和」46cm砲に匹敵 ドイツ巡洋戦艦の28cm砲 使い方は真逆の発想?
アメリカ戦艦を、威力と射程の両面で圧倒する目的で開発された戦艦「大和」の46cm砲。その射程は約42kmですが、これに比肩する長射程砲をドイツ戦艦も搭載していました。ただし、この砲が誕生した理由は全く別にありました。
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操縦しにくいならキャタピラ曲げちゃえ! クルマと同じく“切れ角”ある戦車「テトラーク」
戦車やブルドーザーなどの操縦は、左右の履帯の一方を停めたり回転速度を落としたりして曲がるので一定の練度が必要です。ところがイギリスには、自動車と同じようにハンドル操作で鉄輪を傾け、履帯を歪ませて方向を変える戦車がありました。
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「ぺろハチ」だと? 形勢逆転 日本機キラーと化したP-38「ライトニング」米軍エース愛用
第2次世界大戦直前にアメリカで生まれたP-38「ライトニング」戦闘機。双発双胴の単座機のため、一見すると鈍重そうですが、同機はアメリカ全軍の1位と2位の撃墜記録保持者が愛機としたそう。どのような点がよかったのでしょうか。
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砲塔数は近代戦艦史上最多! モンスター戦艦「エジンコート」の流転 あえなくスクラップ
旧日本海軍の戦艦「大和」は主砲塔を3つ、戦艦「金剛」や「長門」は主砲塔を4つ装備していました。しかし地球の反対側、イギリスにはなんと主砲塔を7つも搭載した戦艦がありました。いったい、どのような経緯で生まれたのでしょう。
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「超音速プロペラ機」確かに速いが悪夢にしかならなかったワケ XF-84Hターボプロップ実験機
第2次世界大戦の終結直後はジェット機の黎明期。さまざまな実験機が開発され、テストに供されましたが、そのなかには新機軸を搭載したがゆえに、発生する騒音や衝撃波がひど過ぎてお蔵入りになったターボプロップ実験機がありました。