白石 光(戦史研究家)の記事一覧
Writer: 白石 光(戦史研究家)
東京・御茶ノ水生まれ。陸・海・空すべての兵器や戦史を研究しており『PANZER』、『世界の艦船』、『ミリタリークラシックス』、『歴史群像』など軍事雑誌各誌の定期連載を持つほか著書多数。また各種軍事関連映画の公式プログラムへの執筆も数多く手掛ける。『第二次世界大戦映画DVDコレクション』総監修者。かつて観賞魚雑誌編集長や観賞魚専門学院校長も務め、その方面の著書も多数。
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崩御のエリザベス女王由来の“軍艦”はある? 戦艦&空母「クイーン・エリザベス」の真相
イギリス史上最長の在位期間を誇るエリザベス女王(エリザベス2世)が2022年9月8日に崩御しました。イギリス海軍は君主や著名人の名前を艦名にする慣習があり、空母「クイーン・エリザベス」も存在しますが、どういう経緯でこの名がついたのでしょうか。
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ポーランド覚悟の戦車大改革! ウクライナは明日のわが身? 米国製M1と韓国製K2二本立て
2022年、ポーランドがアメリカ製と韓国製、2種類の主力戦車を相次いで調達することを決めました。すでにドイツ製の「レオパルト2」戦車も運用しているポーランド、なぜそうまでして戦車の数を増やしているのでしょうか。
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台湾待望の最強戦車M1「エイブラムス」 運用開始で島の守りどう変わる?
台湾陸軍が待ち望んだ最強新鋭戦車M1「エイブラムス」が、2024年にアメリカから到着する予定です。これにより台湾陸軍の戦車戦力は大幅に強化される模様ですが、そうなると台湾の守り方も変化するのでしょうか。
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台湾なぜフランス製戦闘機を? 互換性なき戦闘機が共存する事情 戦闘機の1世代差は乗り手の腕次第で何とかなる!?
台湾空軍は、歴史的にアメリカ製の戦闘機を代々導入してきましたが、なぜかかつて「ミラージュ2000」というフランス製戦闘機を導入したことがあります。そうなった経緯と、台湾空軍が現在、力を入れている分野についてひも解きます。
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台湾海軍どう出る? 切り札ミサイル艇が使えない 潜水艦も数足りない! 強化が急務に
3隻目の大型空母を進水させた中国海軍は連日のように南シナ海や東シナ海に姿を現すようになっています。ただ、日本以上に緊張感を持っているのが台湾。とはいえ、同国海軍が大量整備したミサイル艇は急速に陳腐化しているようです。
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マーヴェリック、アイスマン…『トップガン』キャラの“コールサイン”って何? 邦画では「ゴクウ」も
映画『トップガン マーヴェリック』のタイトル中にもある「マーヴェリック」。これはトム・クルーズ演じる主人公の本名ではなく「コールサイン」と呼ばれるものです。あだ名とも違うパイロットの愛称が用いられるワケとは。
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F/A-18「スーパーホーネット」なぜ1人乗りと2人乗りが? ならではの共同作戦『トップガン』新作でも
映画『トップガン マーヴェリック』でも登場するF/A-18戦闘機には、単座と複座の2種類があり、それらが行動を共にすることがあります。戦闘機=単座というわけでもない、複座が必要な場面もあるのです。
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『トップガン』ではF-14のライバル「世界一有名なミグ戦闘機」MiG-28の謎
映画『トップガン』の劇中において、F-14「トムキャット」の敵役として登場したMiG-28戦闘機。ただ、同機はミグの名を名乗っているものの、旧ソ連で生まれた飛行機ではありませんでした。いったいどんな機体なのでしょうか?
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『トップガン』主人公の相棒F-14とF/A-18どう違う? 時代変われば任務も変化 映画に表れる
大ヒット中の映画『トップガン マーヴェリック』。劇中で俳優トム・クルーズが駆るのはF/A-18Eですが、前作ではF-14に乗っていました。この2機種はどう違うのか、出自から機体の性格、遂行可能な任務の違いまで比較してみました。
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“爆走トラック自走砲隊” ウクライナを駆ける フランス供与の「カエサル」いま必要なワケ
フランスが供与した装輪式自走砲「カエサル」。ウクライナ軍での運用が始まりました。とはいえ、引き渡された数は10両強とあまり多くありません。ただ、それでも牽引式とも装軌式とも違う「カエサル」ならではの使い方があるようです。