細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)の記事一覧
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「JALのCA覚えてるよ!」 超マイナー特殊空港「モーゼス・レイク」 日本との深い関わり
アメリカ西海岸の片田舎にあるモーゼス・レイク空港。いまや定期便すら飛んでいない空港が、かつて日本と深いかかわりを持っていました。JALや三菱重工も多用した飛行場とは一体どんな場所なのでしょう。
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ロールス・ロイス実験機「電動の乗り物世界最速」に 実は国ぐるみで実現 航空機電動化の最前線
ロールス・ロイスが開発した電動実験機による3つの世界記録がFAIによって公式認定されました。しかもこの実験機、飛行中に電気駆動の乗りもの最速のスピードも達成したそうです。
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軽自動車の飛行機版「LSA」で快挙 最年少19歳女性の世界一周飛行 日本に来なかったワケ
2021年8月にベルギーを飛び立った19歳の女性パイロットが、5か月を経て無事戻ってきました。彼女は女性最年少の単独世界一周飛行の記録を打ち立てましたが、この飛行は超軽量スポーツ機の優秀さを実証するものにもなりました。
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軽自動車の“飛行機版” 世界で大ウケの新ジャンル航空機「LSA」とは 取り残されつつある日本
欧米では「LSA」と呼ばれる軽量スポーツ機のカテゴリーが急成長を続けています。この分野は、いまや1ジャンルとして確立されており、欧米では制度化されるほど。一方、日本では基準すらないため飛ばせません。
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航空分野でも中国の勢いスゴイ! 世界屈指の一大航空祭「エアショーチャイナ」とは
アジア随一の規模を誇る中国国際航空宇宙ショー、通称「エアショーチャイナ」。ここを訪れると成長著しい中国の航空機産業の一端を見ることができますが、2021年の開催時も、日本からの渡航は難しい時期でした。そんな世界屈指のエアショーを振り返ります。
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航空機1万機ズラリ 60万人が来る世界最大の航空ショーが楽しすぎる 全米からマイ飛行機が!
世界各地で催されるさまざまな航空ショーのなかでも世界最大の規模といわれるのが、米本土五大湖にほど近いウィスコンシン州で行われるオシュコシュ航空ショー。なぜ世界最大といわれるのか、特徴とその魅力を見てみます。
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伝説の世界最大最強クラスSL「ビッグボーイ」2年ぶり運行へ デカさはダテじゃない! どんな機関車か
世界最大最強といわれる伝説の蒸気機関車、アメリカの4000形蒸気機関車。「ビッグボーイ」の愛称で知られる同車で唯一、動作可能な4014号機が2021年夏、2年ぶりに運転とのこと。どのようなSLなのか、どこを走るのか見てみます。
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「尾翼なんて飾りです!」稀代の設計者ノースロップが追求した「全翼機」実用化までの道のり
飛行機というと、主翼に細長の胴体、複数の尾翼というのが一般的な形状です。しかし、いまから100年も前に主翼と胴体が一体化した「全翼機」を考え付き、具現化した男がいました。彼の理念がアメリカ空軍に届くまでを振り返ります。
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22世紀まで飛び続ける? 輸送機の決定版C-130「ハーキュリーズ」は何がイイのか もう70年
アメリカで開発されたC-130輸送機は、空自および海自でも運用しているほか、在日米軍にも配備されているため、日本でも比較的見ることの多い軍用機です。東日本大震災でも重用された“傑作機”、何が強みなのでしょうか。
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地下30mの洞窟基地に眠るSAABと日本製ヘリ「武装中立」スウェーデンの凄み
北欧スウェーデンは、1800年代初頭から1992年まで中立を国是としてきました。一方で冷戦時代には万一に備え、国内各地に洞窟をくりぬいた秘密の飛行場を建設していました。その内の一つは現在、博物館として公開されています。