国鉄の記事一覧
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なぜ東武デラックスロマンスカーは「最も豪華な私鉄特急」か 施設とサービスの“国鉄キラー”
1960年、後に「日本一豪華な私鉄特急」と呼ばれる車両が東武鉄道に登場しました。1720系「デラックスロマンスカー」です。フリースペースやビュッフェを備え、座席は当時の国鉄特急の1等車並み。誕生の背景を探ります。
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ブルートレインのクルーを解放した“オール電化”食堂車「ナシ20形」 超繁忙の在りし日々
旧国鉄のブルートレインこと20系客車は、3等座席車でも冷房を完備し、明るい蛍光灯を備えるなど時代の先端を行き「走るホテル」と呼ばれました。その顔ともいえる食堂車「ナシ20形」のクルーは多忙な日々を送っていたようです。
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唯一立ち入れた御料車がある!? マロネフ59形 皇族以外も乗せた数奇な歴史
京都鉄道博物館にはマロネフ59形という寝台車が保存されています。これは元々、戦前に製造された皇族・貴賓用1・2等寝台車です。豪華なのはいうまでもありませんが、まず立ち入れない皇族専用車両の中で、唯一公開されたことがあるのです。
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信州「高遠駅」無人化 70年前から鉄道なくても“駅” 背景にあった鉄道計画とは
長野県南信地方にある「高遠駅」の窓口が閉鎖し、無人化されます。といっても鉄道駅ではなく、バスの拠点としての「自動車駅」です。その裏には鉄道の敷設へ向け人々が汗を流した歴史があり、それが国鉄バス路線の開設へとつながりました。
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特急タンゴ・エクスプローラーの今 走れば話題のレア車 3セクきっての豪華列車だった
「現役だけど定期運用を持たない車両」――京都丹後鉄道のKTR001形気動車は、かつての北近畿タンゴ鉄道の看板特急「タンゴ・エクスプローラー」として誕生しました。しかし現在は運行自体が話題になる超レア車両です。
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昭和の「特急専用3等車」今もフツーに乗れる 座り心地は? 大井川鐡道スハフ43形
進行方向に向けた2+2列座席――現行のJR特急では一般的な配置ですが、その原初の姿を感じられる車両が大井川鐵道にあります。日本最初の「特急専用3等車」の流れを組む、スハフ43形です。