歴史の記事一覧
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「燕を追い抜く新京阪」P-6形の伝説 戦前で最高120km/h ダントツ高性能電車誕生のワケ
1927年に登場した新京阪鉄道P-6形は、都市間高速電車の草分けというべき高性能電車でした。当時の国鉄で超特急と呼ばれた「燕」を上回る高速運転を行い、接客設備も国鉄2等車以上というもの。なぜこのような電車が生まれたのでしょうか。
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九州の田園に存在した「東洋一の飛行場」とは 戦前に国際旅客便も 面影がほぼなくなってしまったワケ
現在は農地や工業団地が広がり、のどかな風景が見られる福岡県の筑後地方北部。しかし、同地にはかつて世界屈指の規模と呼ばれた広大な飛行場がありました。都会から遠い九州の地になぜそうした施設ができたのでしょうか。
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「大江戸線」新宿スルーだったかも? 全通までの紆余曲折 一時はモノレール構想も
東京都心の地下で環状線を形成する都営大江戸線ですが、現在の「6の字」運転になるには、経由地も含めて紆余曲折がありました。一時は計画が凍結されたほどでしたが、今や大規模災害時には、人々を救う使命まで与えられています。
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現実では邪魔かも!?「大佐どいてください!」シャアみたいに前線に出た指揮官たち
創作物では指揮官自らが戦闘機や戦車、あるいはロボットへ乗り込み戦闘することも珍しくありません。『ガンダム』の主要人物シャアもそのタイプですが、現実にもそのような人は存在したのでしょうか。
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戦争のやりかた一変! ドイツが始めた「無制限潜水艦作戦」とは? いまや弾道ミサイルまで
第1次世界大戦の最中である1915年2月4日、ドイツ海軍は潜水艦を用いた通商破壊を開始します。それまではあり得なかった前線ではない後方の海域を戦場へと変貌させたのは、同国の潜水艦であるUボートがきっかけでした。
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隣県より“遥か彼方の東京”の方が早く… 50年で遠くなった都市間鉄道ランキング
隣県の県庁所在地どうしを鉄道で移動する場合、2023年と半世紀前を比較すると、むしろ所要時間が増加している例が多数あります。「遅くなった」順にワースト5位を調べてみると、国鉄・JRがどのような姿勢で成長してきたかが見えてきます。
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「ゴオォォ…」も記憶の中に 東急8500系半世紀の歴史に幕 なぜここまで田園都市線のヌシに?
とうとう「田園都市線の顔」だった東急8500系が引退しました。一時は同社最多の400両が在籍しましたが、登場から半世紀ほどが経ち、新型車両へ置き替えられたのです。長寿だった理由は何でしょうか。
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マーヴェリック実在?『トップガン』の低空飛行をリアルにやっていた飛行士の“伝説”
映画『トップガン』で一躍有名になった名機F-14「トムキャット」。この機体を駆って映画さながらのアクロバット飛行を記録に残した人物がいます。その名はスノッドグラス。彼になぜそのような飛行ができたのか話を聞きました。
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いつもの通勤電車が“荷物用”に!? JR高崎線で健在「新聞輸送列車」 上野始発は廃れども
かつて鉄道は様々な生活物資を運ぶ交通機関でした。国鉄時代は小荷物を専用に運ぶ荷物列車が運行されていましたが、廃止されて久しいです。ただ現代でも、一部「荷物車」となった列車があります。失われつつあるその様子に密着しました。