歴史の記事一覧
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電車走らず「電鉄」名乗った私鉄 いったいナゼ? しかも最後の1年だけ
かつて福島県で運行された鉄道に「磐梯急行電鉄」があります。しかし廃線まで一度も電車が運行されたことはありません。もともと貨物輸送を主体とした非電化の軽便鉄道が、なぜ「電鉄」を名乗ったのでしょうか。
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旧海軍の一式陸攻は本当に「ワンショットライター」なのか 覆るかもしれないその評価
燃料タンクが無防備で炎上しやすく「ワンショットライター」とも呼ばれ、日本海軍航空機の人命軽視の象徴のひとつともされる一式陸上攻撃機。果たしてその酷評は正しいのでしょうか。実はそのイメージ、戦後についたものかもしれません。
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なぜ「常磐本線」ではないのか 延長約350km 「本線の風格」あってもそう呼ばれない理由
「○○本線」といえば、鉄道会社の主要路線というイメージがあるかもしれません。JRの「本線」の多くは大都市間を結び、特急や貨物列車も走りますが、その条件を持つ「常磐線」は名称に「本線」が付きません。「本線」と呼ばれるには根拠があるのです。
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「オートバイ」という概念の最果てにある「ケッテンクラート」 誕生の経緯とその顛末
バイクのようでバイクじゃない、かといってバイクのアイデンティティは持っている、そのような乗りものがWW2期ドイツで生まれた「ケッテンクラート」です。現代には生き残っていない絶滅種、なぜ生まれ、消えていったのでしょうか。
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京葉線の閑散駅には何があるのか 変貌著しい湾岸エリアで伸びしろアリ? 利用少ない5駅
東京湾岸の埋立地を走るJR京葉線。沿線にはディズニーリゾートや幕張メッセなどのほか、住宅地としても発展したエリアもありますが、一方で利用者が際立って少ない駅も存在します。そのような駅の周辺には何があるのでしょうか。
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「西武電鉄」「東急鉄道」とはならなかったワケ 私鉄の社名に見る世代間ギャップ
地下鉄を除く東京の大手私鉄のうち、社名に「鉄道」と付くのは東武鉄道と西武鉄道のみ。ほかは「電鉄」です。名前の違いから歴史を紐解くと、路線の性格の様々な違いが見えてきます。
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「なめり」「てだこ」「YRP」不思議な駅名なぜできた 「源じいの森」爺さんじゃない?
「長泉なめり」「てだこ浦西」「阿仁マタギ」など、鉄道の駅名には「それ何?」と思ってしまうひらがなやカタカナが混ざっているものがあります。どういう意味で、なぜその名が付けられたのか、それぞれに納得の理由がありました。
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海戦はスピード勝負! 艦艇の速力は海戦で「カタログ値」どおりだったのか?
かつて軍艦は、その速力が戦果を左右する重要な要素でしたが、カタログスペックと実測値とで大きく異なることが多々あります。近代戦艦のスピードを比較します。