京葉線の閑散駅には何があるのか 変貌著しい湾岸エリアで伸びしろアリ? 利用少ない5駅

東京湾岸の埋立地を走るJR京葉線。沿線にはディズニーリゾートや幕張メッセなどのほか、住宅地としても発展したエリアもありますが、一方で利用者が際立って少ない駅も存在します。そのような駅の周辺には何があるのでしょうか。

もともと埋立地 利用少ない駅も

 東京駅と千葉県の蘇我駅を結ぶJR京葉線は、もともと貨物線から始まり1990(平成2)年に全通した、山手線から郊外へ放射状に延びるJR線では最も新しい路線です。沿線の多くは東京湾岸の埋立地ですが、東京ディズニーリゾートや幕張メッセといった集客施設が点在するほか、駅周辺が住宅地として発展したエリアもあります。

 その一方で、東京圏のJR駅としては際立って利用者が少ない駅もいくつか存在します。例えば越中島駅(東京都江東区)は、東京23区内のJRの駅で最も利用者が少ない駅ですが、沿線にはほかにもこうした「閑散駅」が点在します。

 それぞれどのような駅なのか、今回は5駅を取り上げ、周辺の状況を紹介します。

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京葉線で使われているE233系電車(2018年12月、草町義和撮影)。

葛西臨海公園(東京都江戸川区)

・1日の平均乗車人員:1万3701人(2019年度)

 葛西臨海公園駅は、京葉線の駅で5番目に利用者の少ない駅です。駅西口が都立葛西臨海公園に直結しています。駅北側には、倉庫や物流センターが建ち並んでおり、住宅地は駅の北、直線距離で700mほどの場所から広がります。ただ、東京メトロ東西線の葛西駅や西葛西駅も近く、住民の利用が分散していると考えられます。

 ちなみに2018年までは、江東区の潮見駅の方が利用者が少なかったのですが、2019年は1万3798人と、わずかに葛西臨海公園駅を上回りました。潮見駅は近年、駅周辺に高層マンションが建設されたことで利用者が増えているようです。

新習志野(千葉県習志野市)

・1日の平均乗車人員:1万3295人(2019年度)

 新習志野駅の南側には工場が建ち並ぶほか、ショッピングモールと国際総合水泳場が、湾岸道路を挟んだ北側には球場があります。その北側に住宅地が広がりますが、戸建てが中心であり、駅近くに高層マンションはあまりありません。

 特筆すべきは、同駅を経由するバス路線の本数です。ショッピングモール側のロータリーからは、JR総武線の幕張本郷駅や京成線の津田沼駅、隣の海浜幕張駅が最寄りの国際展示場「幕張メッセ」などへ向かうバスが発着します。

【写真】まだ背後にマンションがない… 全通間もない頃の京葉線

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