航空自衛隊の記事一覧
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ボーイング最新給油機KC-46A初納入 原型は767…どんな飛行機? 日本と浅からぬ縁あり
ボーイング製空中給油機KC-46Aの初号機が、アメリカ空軍に納入されました。原型は同社の767型機で、旅客機として日本でも広く知られる機です。KC-46Aを通し、767型機が歴史に残した足跡を振り返ります。
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消えゆく戦闘機F-4「ファントムII」 空自百里基地で「ラストファントム」飛ぶ(写真21枚)
航空自衛隊の百里基地には、世界でも類を見ない数のF-4「ファントムII」戦闘機の現役機がいまだ配備されています。2019年にF-35戦闘機への機種転換を控える同基地の第302飛行隊が、イベントで最後の雄姿を見せました。
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空自F-15J/DJ戦闘機、新たな改修でどう変わる? 新中期防、まずは20機から実施
空自F-15J/DJ戦闘機は、おおむね半数ずつの旧型と新型に二分されます。改修困難な旧型がF-35戦闘機で代替される一方、新型はさらなる能力向上改修を受けることが、新しい「中期防衛力整備計画」で示されました。
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戦力になるまで何年かかる? 海自いずも型護衛艦、空母化へのハードルとは
海自ヘリ護衛艦「いずも」「かが」の、事実上の空母化が決まりましたが、戦力として計算できるようになるまでには、いくつかのハードルがあります。やはり一朝一夕というわけにはいかないようです。
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つまらない戦闘機F-35の大量調達が妥当な理由 いずも型への艦載だけじゃない目的も
F-35戦闘機のシミュレーターは、実につまらないといいます。そのつまらなさこそ、自衛隊の大量調達が妥当といえる理由にもなっています。
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「いずも」空母化の死角は「人」か F-35B戦闘機の艦上運用、必要増員は200名規模!
海自ヘリコプター搭載護衛艦いずも型の、事実上の空母化が発表されました。改修や載せる戦闘機も必要ですが、実際の運用にはなにより、人員の増員が必要です。実はこれが、最も大きな課題かもしれません。
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賛否両論あった空自戦闘機部隊のモットー「見敵必殺」 掲げる言葉に見える特色、ほかにも
自衛隊や世界各国の軍の部隊などには、モットーを掲げているところが少なくありません。その隊の理念や行動指針を端的に表すものですが、なかにはユニークなものや、実に皮肉の効いたものもあります。
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自衛隊の災害派遣、実は8割が「急患輸送」 おもな舞台は離島、その実態とは?(写真15枚)
自衛隊の「災害派遣」は、地震や洪水など自然災害の場合だけではありません。その8割が、実は急患輸送です。消防の行政サービスを自衛隊が肩代わりするようなことをしているのには、もちろん理由があります。
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災害派遣に見る空自の「輸送力」 運べ、運べ! 北海道地震で活躍した輸送機+α(写真19枚)
自衛隊の災害派遣活動は陸海空それぞれに役割があります。航空自衛隊も様々な役割を担いますが、そのひとつ「輸送力」に注目しました。
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沖縄上空「WW3」の危機! 空自唯一の実弾射撃、「対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件」
戦後、日本の空が最も緊張に満ちた日のひとつが、1987年12月9日の「対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件」でしょう。米ソがINF(中距離核戦力)で歩み寄った翌日の、冷や水を浴びせるようなできごとでした。