船の記事一覧
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“船長判断”じゃダメ 知床事故受け国交省が厳格化方針 陸運のような制度で安全確保なるか
知床遊覧船の事故を受けた国の対策案が具体化してきました。船長の判断を優先するなど、海ならではの慣習を否定。陸上の運輸交通事業と同じような制度を導入し安全性の底上げを図りますが、業界の反発も予想されます。
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ソ連が欲しがった? 旧日本海軍の秘密兵器「潜水空母」伊400型 戦後アメリカが沈めたワケ
山本五十六の発案により、米本土を攻撃する目的で開発が始まった潜水空母「伊400型」。戦果を挙げることなく終わり、戦後ハワイで処分された潜水空母を、戦後の米英ソら連合国はどう捉えていたのか、改めて史実を紐ときます。
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「積んどくモデラー」の楽しみ方 プラモ買っても作らない派がグッとくるポイントとは
プラモデルを作らずに、箱を積んでおくだけという「積んどくモデラー」。彼らはどうプラモデルを楽しむのでしょうか。“積んどく派”がグッときそうな演出がなされた南極観測船「宗谷」の新型プラモデルから、楽しみ方を探ります。
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艦橋は城郭のよう 日本最後の“重”巡洋艦「高雄型」は世界最強の条約型巡洋艦か?
1932年に就役した高雄型は、日本最後の重巡洋艦です。本型の後に造られたのは全て軽巡洋艦でした。ただ、旧日本海軍は本型を極めて重視していたようで、節々にその運用思想を感じ取れます。どのような巡洋艦だったのか見てみます。
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東日本大震災、そのとき自衛官の妻は 「今こそ行かなくちゃ」夫はそう言った
災害大国の日本。豪雨や台風、地震に急患輸送、さらには暴風雪など、自衛隊は毎年何かしらで出動しています。なかでも最大の活動になったのが東日本大震災。そのとき筆者の頭には故・吉田 茂首相の訓示が浮かんだそうです。
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移動洋上基地! 危険な機雷処理などのサポート担う米海軍の「ミゲル・キース」に注目
「洋上基地」の名にふさわしいフネ、米海軍の「ミゲル・キース」が、日本海での対機雷演習に初めて登場しました。「対機雷戦」というのがポイントで、今後このフネの存在は台湾情勢ともリンクすることになるかもしれません。
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海自も導入か 水上戦術をガラリと変える艦艇用レーダー「SPY-6」…何ができるの?
「兵器における高度情報化」の波が陸海空問わずあらゆるものに及ぶなか、艦艇用のレーダーがまたひとつ進化のステップを上がろうとしています。水上戦術が一変するかもしれない「SPY-6」、どういったものなのでしょうか。