中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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「利用者に不便をかけるな」国交大臣、NEXCO中日本を叱る ETC障害“事業者都合”の考えは変えられるのか
NEXCO中日本が国土交通省を訪れて、一連のETC大規模障害について謝罪しました。中野洋昌国交相は厳重注意を言い渡す中で、同社が策定する再発防止対策とマニュアルのポイントについて言及しました。
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トランプ命名 車の「ボウリング球テスト」一体何のため? 日本の交通事故死者削減に直結 アメリカには不必要?
アメリカによるクルマ部品への追加関税が発動。トランプ大統領は米国内で実施されていないことを背景に、日本の車両安全規制を「ボウリング球テスト」と称してやり玉にあげました。この検査、日本にとって実はかなり重要。日米の交通環境の違いから説明します
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「飲酒運転でした」日本郵便が謝罪 でも法的には責任ナシ!? 運送業界で郵便バイクが抱える“大矛盾” 国交省も認める
日本郵便がバイクで配達していた乗務員の「飲酒運転」を認め謝罪。基準値以下であっても、物流事業では業務中に呼気からアルコールが検知されないことが当たり前になっています。実は郵便バイクは、そうした法規制の対象外です。
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絶対に「無料」はない ETC大規模障害1か月で「料金還元」へ 合理的な判断を阻害する法律 実質なにも変わってない!
長い渋滞とその影響による追突事故も起きたNEXCO中日本のETCシステム障害。それでも利用料金の支払いを求めていた姿勢を同社は一転し、実質無料の「料金還元」を決めました。高速道路史上まれに見る「還元」施策から、課題が見えてきました。
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ETC大規模障害「料金を“還元”します」に対応一転 でも「無料ではありません」って?? NEXCO中日本 決断の真相
ETC大規模システム障害中に通行した人に高速道路料金の後日精算を求めていたNEXCO中日本が方針を一転、利用者に料金を還元することとなりました。なぜこのような決断に至ったのでしょうか。
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自転車のすり抜けにも「反則金」ついに来年4月から 基本ルールは“原付と同じ” 実はクルマにも新たな罰則が!?
警察庁がかねて導入を決めていた自転車へのいわゆる「青切符」制度について、その反則金額を定め、施行に向けたパブリックコメントを募集します。罰金による赤切符の現状と比べ、違反が摘発される可能性が高まります。
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ETC大規模障害の混乱を拡げた“ある判断”あきらかに 対応策は「表示器に目隠し」って?
中央道、東名、新東名などの高速道路の広い範囲で発生したETCシステム障害。応急復旧まで38時間を要した中で、約96万人の利用者に影響を与えたとされる理由の一端がわかってきました。
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「普通二種免許」教習時間の“大幅削減”で取りやすく! 運転手不足に対応 大型・中型からも消えた項目が
タクシーなどの旅客運送に必要な普通二種免許が取りやすくなりそうです。必要な教習時間を、学科と技能の両方で短縮。担い手不足と、地域の足の確保を目指します。
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ETC大規模障害は「思い至らず」 首都高で起こったらどう対応? ETC専用化トップランナーの答え
NEXCO中日本のETC大規模システム障害は、道路各社にETCの課題を突き付けています。なかでも、料金所の「ETC専用化」を強力に推進している首都高の寺山 徹社長が、大規模システム障害についての考え方を示しました。
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「不正通行にはならない」ETC障害で国交相、刑事責任に問われる可能性を否定 NEXCOは「お支払いを」 どういうことなのか?
高速道路で発生した大規模ETCシステム障害。NEXCO中日本は障害発生時の利用者に対して料金の支払いを求めていますが、多くが応じていません。高速道路行政を担う国交省は、今回の障害で利用者が刑事責任を問われる可能性を否定しました。