JALグループ新LCC「ZIPAIR」客ゼロで路線拡大なぜ? コロナ禍で貨物のみ 社長に聞くその必要性

新型コロナ禍、乗客を乗せず床下に貨物を積んで運航を続けるJALグループのLCC「ジップエア」。このユニークな運航を続けるのは売り上げを立てるだけではなく、計画中のホノルル線就航にもつながる理由がありました。

遅ればせながらも成田~バンコク線、~ソウル線も開設

 国内線、比較的近距離の国際線がメインの日本のLCC(格安航空会社)市場。JAL(日本航空)グループの「ジップエア(ZIPAIR Tokyo)」は、日の丸LCC初となる「国際線中長距離」にあたる地域への就航を掲げ、2020年にデビューした航空会社です。

Large 20200924 01
「ジップエア」のボーイング787型機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 ところが新型コロナウイルスによる国際線需要減退の影響で、経営計画に大幅な変更を強いられています。当初は2020年5月に成田~バンコク線、7月に成田~ソウル線を開設する予定だったものの、これらは見直しを余儀なくされます。

 結果、保有するボーイング787型機は旅客機ながら、乗客ではなく貨物を乗せるというユニークな形態で、計画から遅くなったものの当初の発表どおり、成田~バンコク線、成田~ソウル線を開設しました。とはいえ、これらの路線を飛ぶ便も貨物はあくまでも胴体下の貨物スペースのみで、客室には積みこまないとのこと。胴体下の貨物スペースのみだと、運べる量は少なくなりますが、なぜこの状況下でも、ネットワークを広げるのでしょうか。

 もちろん航空会社は飛行機を飛ばさないと売り上げがないので、需要が高まる貨物便でそれに対応したいというのはあるでしょう。ただジップエアの場合、それだけが理由というわけではないようです。

実はトイレもスゴイ! まだ乗客が入ったことのないジップエアの機内

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス