ワゴンは斜陽か? 実は売れてる現存モデルに新型レヴォーグも登場 実際何がイイのか

スバルの新型「レヴォーグ」登場を前に、ステーションワゴンが再び見直されています。SUVに押されすっかり地味な存在になっていますが、現存モデルはどれも、しっかり売れています。ワゴンの良いところ、悪いところを振り返ります。

カローラのワゴンが売れまくっている!

 その筆頭が、トヨタ「カローラ」のステーションワゴンです。2019年にカローラはフルモデルチェンジしましたが、その内訳は、セダンが「カローラ」、ハッチバックが「カローラ スポーツ」、ステーションワゴンが「カローラ ツーリング」という3車種で構成されます。さらに、旧型モデルのセダン「カローラ アクシオ」、ステーションワゴン「カローラ フィールダー」も併売となりました。

 なぜ旧型が併売され5車種展開になったかといえば、「新型が大きくなって3ナンバー化したから」「社用車ニーズが高く、その人たちは3ナンバーが嫌」というのが理由。社用車ニーズには、5ナンバーの旧型で対応しようという狙いです。そうした5車種のカローラシリーズのうち、カローラ ツーリングとカローラ フィールダーが販売台数の6割ほどを占めています。つまり、カローラの中ではステーションワゴンが一番に売れる車形なのです。

 2020年1月から6月におけるカローラシリーズの販売台数は、通称名別ランキングでいえば、1位「ライズ」に次ぐ2位のポジションで約5万7000台。その6割ですから約3万4200台にもなります。これはランキング12位の「アクア」に肉薄する数字です。つまり、カローラのステーションワゴンは、それだけで12位になるほど売れているのです。

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現行カローラ ツーリング(画像:トヨタ)。

 カローラのステーションワゴンが人気の理由は複数考えられます。まず、トヨタのラインナップ中にステーションワゴンが、カローラとプリウスにしか存在しないということ。これまであったニーズを2車種だけで受け止めているのです。また、プリウスのステーションワゴンとなるのは「プリウスα」ですが、こちらの特徴は荷室が広いことで、欧州ではタクシーでも利用されています。

 それに対して、カローラのステーションワゴンは、セダン由来の走りの良さが魅力です。特に新型は低重心を売りにするTNGAプラットフォームを採用するため、走りの実力が高く、カローラよりも格上になる車種のユーザーが受け入れることもあるでしょう。また、旧型のカローラ フィールダーが5ナンバーでコスパに優れているも魅力です。

★★懐かしの「側面ウッドパネル」ワゴンも人気再燃? 往年の名ワゴンを写真で見る★★

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