「SL大樹『ふたら』」が営業運転開始 日光・鬼怒川エリアを活性化 東武日光駅では出迎え

東武日光駅を発着するSL列車「SL大樹『ふたら』」の営業運転を開始。東武日光駅では地元観光協会や駅長らによる出迎え・もてなしを行ったほか、乗客は「Go To トラベルキャンペーン」の「地域共通クーポン」を使った買い物をしました。

「SL大樹『ふたら』」は月1回程度運転の団体ツアー用の列車

 東武鉄道は2020年10月3日(土)、東武日光駅を発着するSL列車「SL大樹『ふたら』」の営業運転を開始しました。

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C11 207号機を先頭にして東武日光駅に到着した「SL大樹『ふたら』」(2020年10月3日、伊藤真悟撮影)。

「SL大樹『ふたら』」の運転は、東武鉄道が日光・鬼怒川エリアの活性化を目的としたもの。列車名の「ふたら」は、日光の地名の由来にもなった男体山のかつての呼び名である二荒山(ふたらさん)に由来しています。

 ヘッドマークのデザインは、背景に男体山のシルエットを、前面には男体山のシンボルである大剣を大きく配置し、左右には風を切るような躍動感をイメージした雲を描いています。また「ふたら」の文字は、「SL大樹」と同様に書道家で日光観光大使も務める涼 風花さんが揮毫(きごう)したものです。

 営業運転初日のこの日、東武日光駅では「SL大樹『ふたら』」の到着にあわせて日光市観光協会や東武日光駅長らによる出迎え・もてなしを実施。乗客に記念品を配布しました。

「SL大樹『ふたら』」は、2020年度は毎月1回程度、東武日光線の下今市~東武日光間(7.1km)を含めた区間で臨時列車として運転されます。3日(土)は東武トップツアーによる団体ツアー用の列車として下今市→東武日光→下今市→鬼怒川温泉の行程で走行しています。

 ちなみに、団体ツアーは「Go To トラベルキャンペーン」対象の旅行商品で、東武日光駅前では「SL大樹『ふたら』」の乗客が「地域共通クーポン」を使って買い物をする光景が見られています。

【了】

【写真】「SL大樹『ふたら』」の到着でにぎわう東武日光駅

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1件のコメント

  1. 標準色のDL補機が何とも萎えるね。せめて色を主機と合わせるとかさ。

    かつて東武はデッキ付ELを使ってたんだから、アレを復活させて補機にすれば良かったのにって思うよ。