中央道「新小仏トンネル」工事本格化 悪名高き渋滞ポイントにトンネルもう1本 どう変わる?

下り線渋滞にも対策 開通はいつ?

 上り線だけでなく、下り線でも渋滞対策が実施されます。下り線は小仏トンネルの西側、相模湖東ICから相模湖ICにかけての上り坂で速度低下による渋滞が発生しているためです。休日の午前中などには、ここを先頭に渋滞が東京の首都高まで伸びることもあります。

 下り線側は、相模湖東IC~相模湖IC間の約2kmにかけて、左側に登坂車線を新設して3車線化します。こちらは、中央分離帯を少し削るとともに、現状の路肩を活用することで1車線分を捻出するということです。

 NEXCO中日本八王子支社は、これら対策により上り線、下り線とも渋滞の解消が見込まれるとしています。

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狭い用地で工事用道路の建設が進む。左の斜面上が中央道の下り線(画像:NEXCO中日本八王子支社)。

 なおNEXCO中日本八王子支社によると、早ければ2021年春にも新小仏トンネルの本体工事に着手したいといいます。トンネル工事期間は2026年5月までの予定ですが、新ルートの開通時期については「未定」とのこと。下り線側の登坂車線の開通時期についても同様だそうです。

 この中央道沿線ではもうひとつ、リニア中央新幹線というビッグプロジェクトが進行しています。こちらは、いまのところ2027年開通の予定は変わっていません。品川から相模原までをたった十数分で結ぶリニアによって、人の移動が劇的に変わり、モノの移動すなわち物流において、中央道の役割もますます高まると予想されます。その意味でも、「小仏」のボトルネック解消に期待がかかります。

【了】

【上下線とも車線増!】小仏トンネル付近 渋滞対策の概要を図で見る

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コメント

2件のコメント

  1. 「上り線側に1車線分」でなくお金と時間をかけて増やすなら「上り線2車線分」追加で作った方がいいようなきがする。
    国道20号線の相模湖~高尾はカーブが多いから渋滞でも高速から降りて迂回しようする車すくなそうですし。

  2. 小仏トンネル(上り)の渋滞は①車線の減少 ②上り坂 ③トンネルの三要素に起因していますから、
    車線数を1本増やしただけで②と③が解消されない以上は効果が限定的なのは目に見えています。
    ここは最低でも新小仏トンネルは2車線、できれば談合坂~上野原のように下り2+2車線、上り3車線
    とすべきでした。そうすれば八王子JCT以遠の渋滞はほぼ完全に解消されたはずです。