小田急「ロマンスカーミュージアム」車両は歴代6種展示 「大人も楽しめる」中身とは
実際のロマンスカー運転台を活用した運転シミュレータも登場予定!
小田急電鉄は2020年11月30日(月)、建設を進めている常設展示施設「ロマンスカーミュージアム」の概要を発表しました。
施設は2021年春、海老名駅(神奈川県海老名市)の隣に開館する予定です。コンセプトは「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」。建物は地上2階建で延床面積はおよそ4400平方ルートル、施設の企画・運営・デザインは「ホテルカンラ京都」や「キッザニア東京」などを手掛けた小田急グループのUDSが担います。
1階は、鉄道車両が計11両展示されます。小田急開業当時(1927年)の車両である「モハ1」1両のほか、特急ロマンスカーの以下の車両が置かれ、小田急の歴史を伝えます。
・3000形電車「SE」3両
・3100形電車「NSE」3両
・7000形電車「LSE」1両
・10000形電車「HiSE」1両
・20000形電車「RSE」2両
2階は、小田急沿線の箱根や江の島などを模したHOゲージの巨大ジオラマを設置。背景はスクリーンになっており、列車の動きにあわせて演出が行われます。ジオラマを上から見下ろせるデッキも設けられます。
小田急のモハ1と並べて、箱根登山のモハ1も置いてほしいところです。