首都高横浜北西線と阪高大和川線 コロナ禍開通の新動脈は何を変えた?

大和川線はどうなった?

 一方の阪神高速6号大和川線は、3月に鉄砲~三宅西間7.7kmが開通したことで、大阪府の堺市と松原市のあいだを東西に結ぶ三宝JCT~三宅JCT間9.7kmの全線が完成しました。

 大和川線は、阪神高速のネットワークのなかで都心部の1号環状線に対する「外環状線」の役割を担います。たとえば4号湾岸線と14号松原線を行き来する場合、従来は環状線など大阪の都心部を経由する必要がありましたが、湾岸線と松原線が大和川線で直結し、都心部の迂回ルートが形成されたのです。たとえば堺浜~松原JCT間は、環状線・松原線経由のルートが37分かかったところ、大和川線経由で15分に短縮されたといいます。

 開通後は交通量も順調に増え、4月に1日約1.3万台だったのが、8月には64%増の約2.2万台に、9月もさらに伸びたそうです。

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阪神高速 大和川線の常盤出口付近。ランプウェーは日本初の「矩形シールドマシン」で掘り抜かれた(画像:阪神高速道路)。

 11月には、阪神高速の心臓部ともいえる1号環状線の一部を10日間にわたり通行止めにするリニューアル工事が行われましたが、この迂回において、大和川線は大きな効果を発揮したとのこと。

 阪神高速道路によると、環状線の通行止め期間中は、各JCTに「○○ から○○ まで環状線経由で●分、大和川線経由で●分」と、リアルタイムの所要時間比較を表示したこともあり、迂回を促すことに成功したとのこと。これが結果的に大和川線の周知にもつながったといいます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 保土ヶ谷バイパスについては、ほぼ効果は無かったと思います。理由はやはり無料か有料かの違いです。現状でも東名名古屋方面から首都高湾岸線等を利用し都心へ向かうルート及び横浜市街地、大黒埠頭へ向かう際は保土ヶ谷バイパスルートの方が料金も安く済みますし、特に大黒埠頭付近を発着する運送トラックや、車通勤をする人からすれば余計な出費は払いたくないのが当然なので、そういった人からすればほぼ無意味なルートになってしまいます。
    k7経由の場合、東名と直通利用した際の割増料金も拍車が掛かっていると思います。
    あとは個人的に道路のスペックにも問題があると考えていて、K7は2車線60km/hで有料。保土ヶ谷バイパスは3車線80km/hで無料。いくら渋滞が酷いとはいえ、バイパス利用者の多くはバイパス周辺に用事がある人や横浜の海側地域に用事のある人が殆どです。
    この区間における渋滞解消は、恐らく圏央道の釜利谷JCT〜藤沢ICの開通を待つしか無いでしょう。