陸自「装甲救急車」誕生へ 運用面などに見るこれまで後回しになっていたワケ

戦争でも、最低限守られる国際ルールというものがあり、赤十字マークをつけたものを攻撃対象としてはならないのもそのひとつです。しかし戦争の変質により、それもアテにならない昨今、陸自の救急車を装甲化する予算が計上されました。

中隊で用意する「簡易的救急車」とは

 日本に装甲救急車が無いのは、予算の優先順位の問題です。専用の装甲救急車が必要数、揃えられれば理想的です。しかし陸自にとって装甲化された輸送手段の確保は、予算の制約があるなかで長年の課題であり、救急車までまわらないというのが現実でした。その是非について、今回は触れません。

 では実際に、前線での救護活動はどのように行われているのでしょうか。

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駐屯地記念日の訓練展示での96式装甲車を使った負傷者救護の様子。(2013年4月14日、月刊PANZER編集部撮影)。

 駐屯地祭での戦闘訓練展示では、負傷者救護に登場するのは軽装甲機動車や96式装甲車です。車内は担架が収容できるように工夫されており、小さく見える軽装甲機動車でも助手席の背もたれを倒し、後部扉から担架を搬出入するようにして常用1名、緊急時2名、または着席できる軽症者なら4名と衛生隊員1名が乗車できるようです。

 しかし救急車のような高度な医療資材は搭載していませんし、狭い車内ではほとんど応急処置はできませんので純粋に搬送用です。赤十字マークも、必ずしも付けているとは限りません。

【写真】レアかも? 街中で見るのと同じ車両だけど「陸自カラー」な救急車

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コメント

1件のコメント

  1. CGのやる気のなさが、すべてを物語っているな。

    真っ先に予算を切られるだろうな。

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