「ブルーインパルス通り」誕生 なぜ通りの名前にまで? 「らしさ」溢れる現地

宮城県東松島市に新たに「ブルーインパルス通り」ができました。全国に「自衛隊前駅」や「自衛隊通り」はあったものの、固有の組織名が付いた通りはあまり聞いたことがありませんでした。いったい、どんな道路なのでしょう。

抜群の知名度を誇る「ブルーインパルス」だからこそ

 実際、現地に足を運んだ人の感想を聞いたところ、「思ったよりも短かった」とのこと。

とはいえ、通りの歩道に設けられたマンホールがブルーインパルスのデザインになっているのは面白いと感じたそうで、この機会に「オリジナルデザインのマンホール蓋を増やせばいいのに」とも話してくれました。

 また、道路の愛称にブルーインパルス通りと付くことに対しては、「東松島市の地域経済にブルーインパルスが貢献しているのを実感した」とも語っていました。

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ブルーインパルス通りの途中にある交差点から航空自衛隊松島基地の方向を見たところ(乗りものニュース編集部撮影)。

 新型コロナの感染拡大の影響により、2020年は全国の自衛隊基地で軒並み航空祭(エアショー)が中止になりました。一方で5月には、医療従事者らへ敬意と感謝を届ける目的で、東京上空をブルーインパルスが編隊を組んで航過飛行し、話題にもなりました。

「ブルーインパルス」が通りの名になったというのは、それだけ自衛隊の組織名のなかでは屈指の知名度を有する証なのかもしれません。

【了】

【写真】足元で編隊組んでる! オリジナルデザインのマンホール蓋

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