なぜ埼玉の住宅街で? 国内初「普段のバス路線」で大型バス自動運転実験 通常8分→30分

西武バスが、通常の手動運転の路線バスと同じルートと営業形態で、自動運転の大型バスを走らせます。実証実験の場として選ばれた埼玉県飯能市のルートは、自動運転をテストするのに適した条件が揃っていました。

自動運転レベルは「部分自動化」の2

 西武バスが2021年2月23日(火・祝)から、路線バス用の大型車両で自動運転の実証実験を始めます。営業運行している大型バス車両と同じ形態で運行する大型バス車両による自動運転は、国内では初の試みとのこと。実験の舞台は埼玉県西部の飯能市ですが、なぜこの街が選ばれたのでしょうか。

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自動運転に必要な機器を取り付けた西武バスの新塗装車「s-tory」(画像:西武バス)。

 今回の自動運転は、西武バスと群馬大学の共同研究の一環であり、日本モビリティ、あいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADインターリスク総研も参画しています。

 西武バスは埼玉県西部や東京都多摩地域を主な営業エリアとし、456系統の路線バスを展開しています。そのなかで自動運転バスが走る系統に選ばれたのが、飯能駅南口~美杉台ニュータウン間の約2.5kmを結ぶ「飯20」です。この区間は美杉台ニュータウンより先へ足をのばす「飯21」「飯22」と合わせて、昼間は1時間あたり片道5本(土曜4本、休日3本)が走っています。

 自動運転バスは、通常のバスの合間を縫って、GNSS(全地球航法衛星システム)と、車両に搭載したセンサーなどで周囲を検知しながら既定のルートを走ります。自動運転の講習を受けた運転士が運転席に座りますが、加減速や操舵は自動です。交差点の信号は「青」以外はすべて赤信号として認識し止まります。一時停止箇所や横断歩道などでも必ず一時停止し、運転士による許可で自動運転を再開します。自動運転レベルは「部分自動化」の2です。

【地図】自動運転の実証実験を行う「飯20」

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コメント

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1件のコメント

  1. 通常の3倍以上の遅さで1時間に5本来るってことは、後続バスに抜かれまくるってことだなぁ。
    片側1車線が多いというが、想定されているんだろうか?