マイ飛行機 エンジンはマツダのロータリー スバルの水平対向 日本車エンジン人気なぜ?

欧米では、自分でパーツを組み立て、自家用機として空を飛ぶことが認められています。そこでは日本製自動車エンジンの飛行機への転用が以前から行われており、しかも人気があるとのこと。理由は何なのでしょう。

自動車用エンジンを飛行機に転用するメリットとは

 一方、自動車用エンジンを航空機に使用する場合は、逆に減速ギヤを介してプロペラを駆動する方法を採ります。そうなると自動車用エンジンは、航空エンジンと比較して出力と重量の面では優位性はありません。しかし、パイロットたちがあえて自動車エンジンを使用したがる理由、それは価格が安いことと液冷である点です。

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スバル製の自動車用水平対向エンジンを搭載した軽飛行機「RV-9A」(細谷泰正撮影)。

 エンジン価格を比べると自動車用は航空機用の半額以下で手に入れることができ、アフターパーツや潤滑油なども自動車用の方が豊富かつ低価格で販売されているため、維持費用も4分の1以下に抑えられます。さらに、燃料は高価な航空ガソリンの代わりに自動車燃料が使えます。

 また、エンジンが空冷ではなく、液冷であることが有利に働くのは、次のような理由です。

 空冷エンジンは降下時にエンジン出力を下げると、シリンダーが外気で冷やされ収縮します。内部のピストンは熱いままなので温度差が生じ、摩耗の原因となります。そのため降下時でも、ある程度の出力を維持しながら、スポイラーやフラップをブレーキとして使用しつつ降下します。対して液冷エンジンならば、こうした配慮は必要なく、降下時の燃料消費が抑えられるのです。

【写真】飛行機に移植されたマツダの名エンジン

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コメント

2件のコメント

  1. マーケットが小さい。加えて純粋な航空エンジンより安上がりなことが選択理由なのだから、自動車メ―カーに参入の旨みはない。

  2. PL法で叩かれる。加えて、コンチネンタルやライカミングからTCを取得させまいと圧力がかかる。

    仮に取得できたとしても、その投下資金を回収するために単価が上昇するのだから、結局は既存の航空エンジン価格と大差がなくなり、自動車メーカーに参入のうまみはない。

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