キハ40形が国鉄標準色に JR北海道「周年記念イベント2021」で 写真展や模型運転会も

ラッピング車両と連結して展示されます。

展示後は根室本線などで運行

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JR北海道のキハ40形ディーゼルカー。外観は「JR北海道色」(2007年2月、恵 知仁撮影)。

 JR北海道 釧路支社が2021年4月3日(土)と翌4日(日)、午前11時から16時まで釧路駅で「周年記念イベント2021」を開催します。イベントは、釧路駅開業120周年や釧網線全通90周年、石勝線開通40周年など多くの「周年」を迎えることを記念し開催されるものです。

 釧路駅1番ホームでは、釧路支社管内で運行されているキハ40形ディーゼルカーが「国鉄一般気動車標準色塗装」で展示されます。この塗装は、1959(昭和34)年から1980(昭和55)年ごろまでの約20年間、日本全国を走るローカル線のディーゼルカー色として一般的なものでした。北海道でも、例えばキハ22形ディーゼルカーなどが該当します。

 また、当日午前11時40分ごろから約1時間、このキハ40形は「地球探索鉄道ラッピング」、「ルパンラッピング」、「流氷(白)ラッピング」の各車両を連結して展示されます。なお、見学者には両日とも先着100人限定で「釧路駅開業120周年記念バッチ」がプレゼントされます。

 ほかにもイベントでは、コンコースにおいて地域物産展が開催され、駅2階「ステーションギャラリー」では鉄道模型運転会や鉄道写真展、地元の高校生による演奏会なども行われます。

 ちなみに国鉄一般気動車標準色のキハ40形は展示終了後、その他のキハ40形と同様に根室本線(釧路~新得)を中心に運行を開始します。なお4月下旬ごろ、もう1両に同じ塗装が施される予定です。

【了】

【画像】「国鉄一般気動車標準色塗装」のキハ40形

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