12系客車の「夜行急行」今年も走る 秩父鉄道のツアーで 走行写真撮るためのバスも運行

三峰口駅そばも復活営業します!

前部重連やプッシュプルなど

Large 210325 yakot 01

拡大画像

「三峰」のヘッドマークを掲げた秩父鉄道の電気機関車(画像:加藤篤史、日本旅行)。

 日本旅行と秩父鉄道が2021年5月8日(土)から翌9日(日)にかけて、ツアー「重連電機・12系客車 夜行急行『三峰51号』熊谷行の旅」を開催します。

 ツアーには、秩父鉄道の12系客車4両と電気機関車2両が使われます。列車は熊谷駅(埼玉県熊谷市)を8日(土)22時44分に出発し、三峰口駅(同・秩父市)へ向かいます。この区間の編成は「機関車+機関車+客車」です。

 翌午前1時07分、三峰口駅に到着すると、「機関車+機関車+客車」の前部重連に組み替えて撮影会が行われます。列車はこの後、機関車1両を切り離し、三峰口~秩父間を1往復。午前2時ちょうどに出発し、午前3時14分に戻ってきます。なお、この時オプショナルツアーとして、往復する列車を撮影するための連絡バスが運行されます。撮影できるのは、武州中川駅(同)を通過する光景。参加には事前予約が必要です。

 午前3時37分、再び前部重連の編成になった列車が熊谷駅に向けて出発。午前5時31分に到着後、「機関車+客車+機関車」のプッシュプルで回送されます。

 ツアーの最少催行人員は120人。旅行代金は、2席占有が1万8500円(子ども1万7500円)、1ボックス(4席)占有が3万5500円(同3万4500円)です。参加者には、三峰号記念硬券が贈呈されます。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1人1席プランは設定されません。

 なお、オプショナルツアーの参加費は3000円(大人・子ども同額)。最少催行人員は20人です。

 申し込み受け付けは3月29日(月)15時から、日本旅行 大阪法人営業統括部のウェブサイトで行われます。

【了】

【写真】電気機関車と12系客車の並び

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。