JAL国内線「クラスJ」のナゾ コスパ最強席どう誕生? 引退の「国内用777」起源説も

JAL国内線に独自導入されている「クラスJ」は、そのコストパフォーマンスの高さから屈指の人気を持つ席です。2021年にはフルフラット席が導入されるなど著しい進化も遂げていますが、その始まりはどういったものなのでしょうか。

地方路線でも高確率で設定されているのもポイント

 旅客機の座席クラスといえば、航空会社によってはベッドやシャワー室もついているような最上級のサービスが受けられる「ファーストクラス」、その次点のクラスでありながら、航空会社によってはフルフラットシートが搭載されているなど高い快適性を持つ「ビジネスクラス」、それと一般の「エコノミークラス」という3区分が一般的です。近年では、これに「プレミアムエコノミー」という新クラスが誕生している航空会社も見られます。

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JALの国内幹線用主力機、エアバスA350-900(乗りものニュース編集部撮影)。

 ただ、これは国際線の話。日本の航空会社の国内線では、少々異なった形態をとっています。ANA(全日空)国内線では「プレミアムクラス」「普通席」に分けられ、そしてJAL(日本航空)では「ファーストクラス」「クラスJ」「普通席」というクラス編成です。

 ANAの「プレミアムクラス」、JALの「ファーストクラス」では、シートが豪華なのはもちろんのこと、国内線にもかかわらず、食事なども提供されます。ただ、これらのクラスは、それ相応の価格帯ではあります。

 一方、JALにある「クラスJ」は、航空ファンを中心に「コストパフォーマンスが非常に高い席」として知られています。というのも、普通席運賃から当日アップグレードする場合、その差額はわずか1000円。サービス面では、食事提供こそないものの、普通席と比べドリンクの種類などが増えます。そしてその本領は座席。たとえば最新仕様のエアバスA350-900、ならびにボーイング787のクラスJシートは、普通席より約18cmも広い、前後約97cmの間隔が確保されているほか、レッグレストも備えます。

 またJALの「ファーストクラス」は国内幹線しか設定されていないのに対し、クラスJは、JALグループの国内路線全体(コードシェア除く)の約90%で設定されており、ほとんどの路線で乗るチャンスがあるというのもポイントでしょう。

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