有楽町線豊洲駅「埋められた2・3番線」どうなる? 復活後は「別の路線」の可能性も

東京メトロ有楽町線の豊洲駅は、4つあるのりばのうち中央にある2番線と3番線が封鎖されています。ホームドアなどは残されていますが、なぜこんな状態になり、今後どうなるのでしょうか。

時代に翻弄されたホーム いよいよ飛翔の時?

 さて、そもそも豊洲駅はなぜこのような構造になっているのでしょうか。結論から言うと、豊洲駅からは住吉方面へ向かう有楽町線の支線、別名「豊住線」の建設計画があったため、1988(昭和63)年の開業当初から分岐駅としての機能を持った構造で造られていたのです。実際、2番線と3番線のホームから新木場方面へトンネルの奥をのぞくと、左方向へ緩やかに曲がっていく様子が見えます。

Large 20210804 01
「豊住線」の予定ルート図(画像:江東区)。

 この有楽町線支線の建設計画が、最近にわかに進展を見せ始めました。東京メトロの完全民営化にあたり、東京都が「豊住線」を含む新たな地下鉄の整備を求めているとの報道が2021年1月にされたのです。

 ちなみに豊住線の終着駅とされる半蔵門線の住吉駅も、2003(平成15)年の開業当初からこの豊住線の発着を想定した構造となっています。こちらは豊洲駅とは違い、1面2線のホームを地下3階と地下4階に配置した「2層構造」で、半蔵門線の渋谷方面が地下3階、押上方面が地下4階に分かれているのはこのような理由があったのです。

 この豊住線、想定では建設期間10年とされています。豊洲駅2番線・3番線の「覆い」が外され、電車が再びやってくる時には、その電車はもはや「有楽町線」ですらないのかもしれません。

【了】

【豊洲駅】埋められた線路空間を歩く人々

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 確かここの2、3番線は3度ほど覆いを着けたり外したりを繰り返していましたね。

    今回、初めての事ではないのでもう構造が混乱してきそうです。

  2. 豊洲駅のこの光景を見ると、渋谷駅の開業当初の副都心線ホーム(東急東横線直通運転開始前)を思い出しますね。

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開