「大和トンネル」拡幅でどうなった? 東名の渋滞名所、片側4車線化後の変化は

東名高速の悪名高き渋滞名所「大和トンネル」とその前後区間が拡幅され、片側4車線になりました。その後も大和トンネル付近を先頭とする渋滞はしばしば起こっていますが、どう変化したのでしょうか。

大和トンネル「交通容量を増やす対策」実施

 拡幅工事が進められていた東名高速の大和トンネル(横浜町田IC~海老名JCT)とその前後区間が、2021年7月14日(水)から片側4車線運用になりました。上下線とも付加車線が1車線整備され、大和トンネル内も拡幅されています。
 
 着工は2016(平成28)年のこと。2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指して工事が進められ、トンネルの上には「大和トンネル 拡がります」の横断幕が掲げられていました。完成は1年ずれ込んだものの、オリンピックまでに何とか間に合った形です。そのオリンピック開会式が開催された4連休2日目の7月23日(金)、上り線の拡幅区間を夕方に走行してみました。

 が……やはり、いつもの通り渋滞しました。

 今回は小田原厚木道路(小田厚)から厚木ICを経て、東京へ向かいました。小田厚から東名へ接続する厚木ICのひとつ手前、厚木西ICあたりからノロノロに。東名上りが渋滞しているため、東名への合流部が詰まって小田厚まで渋滞が延びているのです。

 この時点で17時30分過ぎ。ここから大和トンネル通過までの出来事を区間別に記載します。

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拡幅された大和トンネル上り線、新設の付加車線を走行中。すでに渋滞を抜け速度は回復していた。2021年7月23日。

●厚木IC→海老名JCT(渋滞していた)

 厚木ICから東名への合流車線は、交通量を考慮して2車線になっています。一方の合流車線のクルマが先に、もう一方の車線のクルマもその先で東名へ合流するため、ここが特に全体のスピードが落ちました。そのあと、海老名JCTの圏央道からの合流があります。こちらの合流車線は1本ですが、やはり、詰まり気味でした。

【渋滞抜けたのはどこ?】小田厚→厚木IC→大和TN 実走写真

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コメント

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2件のコメント

  1. むしろ、大和トンネルそのものを撤去した方がいいんじゃないかね。
    あれ実際にはトンネルじゃなくて、厚木基地に離着陸する飛行機が墜落するかもしれないからってことで作ったシェルターでしょ。

  2. 今の状態じゃ大和バスストップに停車するバス専用のレーンかな?(誇張)
    中央道でもやったように、右付加車線にしないと、
    走行帯違反の車がいつまでも右を占有するので、交通容量が設計通りにならない。

    すぐの右付加車線化が難しいとしても、とりいそぎはせっかくある表示板を使って、
    「低速車」へ付加車線・第1走行帯の走行を要請するとか、
    いつまでも右を走る走行帯違反を違反だと警告するとか、してはどうか?