路線バス乗り継ぎ「大阪~下関」全記録 乗り換え50回超の山陽路 実は「乗り得バス」多し

【姫路~岡山】難易度上がる県境越え

・神姫バス「39」:姫路駅(北口)~龍野
・ウエスト神姫「50」:龍野~新宮駅
・ウエスト神姫「20」:新宮駅~テクノ中央
・ウエスト神姫「30」:テクノ中央~上郡駅
・ていじゅうろう(東備西播定住自立圏域バス)「上郡ルート」:上郡駅~赤穂市民病院
・ていじゅうろう(東備西播定住自立圏域バス)「備前ルート」:赤穂市民病院~吉永病院
・備前市営バス「吉永線」:吉永病院前~片鉄片上
・宇野バス「国道2・250号線」:片上~岡山駅(東口)

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岡山駅前。宇野バスが県東部の片上とのあいだを結んでいる(宮武和多哉撮影)。

 姫路駅からは乗り継ぎの難易度が上がります。放射光研究施設「spring-8」などを擁する「播磨科学公園都市」から西側は、バスの本数が目に見えて減り、テクノ中央~上郡駅は2事業者(ウエスト神姫・たつの市てくてくバス)で1日3往復、そこから赤穂市内までは2社(ウエスト神姫・ていじゅうろう)で1日2往復。しかも朝晩のみ・ほぼ平日のみとなっているうえ、バス停も事業者ごとにバラバラでわかりづらい箇所も。連続して乗り継ぐ場合、姫路から岡山県に入るまでの区間は余裕を見たほうが良いでしょう。

 兵庫県から岡山県に入ってすぐ、三石、吉永などの街は岡山県備前市に属していますが、もともとは「和気郡」だった地域で、2020年のM-1グランプリ決勝で漫才コンビ「見取り図」リリーさんが披露したネタで一気に知名度を上げました。リリーさんの故郷である和気町の手前で南に進路を変え、備前市の中心街・片上での乗り継ぎを経て岡山市内へ向かいます。

 岡山方面へのバスが出る「片上」バス停はもともと、1991(平成3)年に廃止された同和鉱業片上鉄道の終着駅があった場所で、市営バスの路線も、もともと同社のバス部門が源流であるためか、いまだに停留所名が「片鉄片上駅」から変更されていません。ただ、この地域でバスを運行していた「日生運輸」が2015(平成27)年に路線バス事業から撤退した際は、片上~和気間のバスが廃止(その後に復活)など、周辺のバス事情は大規模な変更を余儀なくされました。そのなかで乗り継げる路線が残ったのは、ある意味奇跡ともいえます。

 片上のバス乗り場前には、片上鉄道時代の駅前ロータリーやタクシー駐車場、その奥には鉄道線の0kmポストも残り、海沿いの石積みに名残を残す貨物ヤード跡は「マックスバリュ備前店」「エディオン備前店」などに活用されています。 鉱石を満載した貨車で賑わっていた頃を思い浮かべながらのお買い物はいかがでしょうか。

【写真で見る】大阪~下関 長い長い路線バスの旅

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コメント

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7件のコメント

  1. 結局、いくらかかったのが不明でモヤモヤする記事。

  2. 路線バス乗り継ぎ…は1980年代にカー雑誌の企画で行われたのが最初と言われています。東京駅?からなるべく東海道に沿って当日中には静岡県に入れた、というような話だったと記憶します。

  3. >いくらかかったの?

    誤差はあるかもしれませんが、調べた限りでは23840円になる模様(運賃のみ)
    兵庫7420円・岡山4250円・広島7200円・山口4970円
    (県境またぐ場合は乗車を基準として計算)

    あと、井笠バスカンパニー「今井循環線」:和田入口~笠岡駅前の「和田入口」って「今井入口」なのでは

    最近名前変わったのであれば問題ないのですが・・・

    • ご指摘ありがとうございます。
      「今井入口」に修正いたしました。

  4. 片上→岡山駅間の宇野バスですが、岡山駅では表側(東口)のバス乗り場で乗降しているはずです。

    西口バス乗り場に発着する宇野バス路線は無いと思いますが。

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

  5. 山口県内区間のうち、サンデン交通が2022年9月30日をもって宇部中央から小野田公園通の間を廃止します。
    そのため、同年10月1日以降は上記区間は宇部市交通局または船木鉄道のいずれかを利用する必要があります。