九州横断道「矢部~蘇陽」事業化へ前進 熊本最後の未事業化区間 ルート選定へ地元ヒア

開通すれば、九州横断道はいよいよ宮崎県境を越えます。

バイパス建設か現道拡幅か、概略ルートは計3案

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九州横断道の矢部~蘇陽間の事業化へ前進(画像:国土交通省)。

 国土交通省九州地方整備局 熊本河川国道事務所は2021年9月17日(金)、九州横断自動車道の未事業区間である延岡線の矢部~蘇陽の区間について、ルート選定などについて、沿線の住民や自治体、企業を対象に、アンケートおよびヒアリングにより意見募集を開始しました。

 九州横断自動車道は熊本市から延岡市まで、九州自動車道と東九州自動車道を高千穂経由で直結する高規格道路です。

 そのうち、下記の3区間が開通済みとなっています。

・九州自動車道の嘉島JCTから山都中島西ICまでの12.6km

・東九州自動車道の延岡JCT・ICから蔵田までの13.1km

・宮崎県高千穂町と日之影町を結ぶ「高千穂日之影道路」(雲海橋~平底)の5.1km

 それに加え、

・山都中島西IC~矢部IC間の約10km(2023年度開通予定)

・蘇陽IC~雲海橋

の区間が現在事業中。残る未事業化区間は、

・熊本県側:矢部IC~蘇陽IC

・宮崎県側:平底~蔵田

の2区間となっています。

 その未事業化区間のうち矢部IC~蘇陽IC間が、事業化に向けて動き出しつつあります。今月13日に国交省は、「現道の北側をバイパスするルート」「現道拡幅」「現道の南側をバイパスするルート」という3つの概略ルート案を公表しました。整備費用は、バイパス道路建設で約1150~1250億円、現道拡幅で約950~1050億円と試算しています。

 このルート案を元に、どの案を採用するか、どこにICを設置するかなどについて、意見が募集されます。意見聴取は10月2日(土)から10日(日)までの間、山都町・五ヶ瀬町・高千穂町の役場や道の駅でそれぞれ計2~5日間にわたって行われます。

【了】

【九州横断道のルートと整備状況】

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