山手線コロナ禍ビフォーアフター Suicaから見る利用者数の変化 駅別・性別・年代別

JR東日本が「Suica」のデータを分析し、コロナ禍の通勤時における山手線駅の利用状況を調査しました。2020年1月の改札出場数を100%として指数化し、特定の時期に年代・性・駅別でどのような変化があったかを算出しています。

山手線の主要7駅を抽出 結果は?

 山手線の主要7駅を「オフィス駅」と「商業駅」に分け、利用者の減少率を見てみます。「オフィス駅」には東京、新橋、品川が、「商業駅」には上野、池袋、新宿、渋谷がそれぞれ該当します。

 結果、2021年1月は「オフィス駅」が3駅とも50%以上減少。特に品川駅は57%減でした。一方「商業駅」は「オフィス駅」ほど落ち込みはしなかったものの、例えば渋谷駅では40%減となりました。山手線全駅の平均減少率は44%です。

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午前7時~10時の主要7駅における、利用者数の変化(画像:JR東日本)。

 半年後の2021年7月にはどうなったでしょうか。前出の主要駅は全て回復傾向でしたが、「オフィス駅」より「商業駅」の方が増加幅は大きくなりました。渋谷駅で13ポイント回復した一方、品川駅は5ポイントにとどまりました。ちなみに東京、新橋、上野、新宿はいずれも8ポイントの増加です。

 朝の通勤時間帯とされる平日午前7時から10時について、これをピーク時間帯(8~9時)とオフピーク時間帯(7~8時と9~10時)に分け、2021年7月にそれぞれの時間帯の利用者はどう変化したかを調査しました。

 主要7駅では渋谷駅を除き、ピーク時間帯の方が減少率が大きくなりました。ピーク時間帯は品川駅で55%減と最も大きく、次いで東京駅48%減、新橋駅47%減と続きます。渋谷駅は24%減ですが、最少の池袋駅(19%)より減少幅は大きくなっています。

 オフピーク時間帯も、「商業駅」より「オフィス駅」の方が減少率が大きくなりました。品川駅が49%減と最も大きく、新橋駅39%減、東京駅38%減と続きます。ピーク/オフピークで唯一逆転現象が見られた渋谷駅は29%減です。

【了】

【シニア層は外出好き?】コロナ禍、年代&性別の利用状況

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