武蔵小山~大井町にバス路線新設? 開通した「環6.5」に謎の“バス停施設”

東京都品川区の戸越公園から大井町駅方面へ抜ける新たな都市計画道路が開通。そこにはバス停の設置を想定した施設がありました。バス路線が新設されれば、大井町駅へのアクセスが便利になりますが、どうなるのでしょうか。

どうなる? 大井町直結の新バス路線

 補助26号線の工事を担当した東京都建設局第二建設事務所へ、前出のバス停施設について尋ねたところ、「品川区は、道路開通にあわせた新たなバス路線の開設をバス事業者に要望しています。その背景から、バス停の設置を見越したスペースを配置しました」とのこと。また、区が「品川区地域公共交通基本方針(素案)」の策定に当たり募集したパブリックコメントへの回答でも、区民から「武蔵小山と大井町とを結ぶ路線バス」が要望されており、これに対し区が「事業者へ要望している」旨を回答しています。

 区は事業者を明言していませんが、上記の状況をふまえると、東急バスが武蔵小山駅~大井町駅でバス路線を新設する可能性が高いと言えます。

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品川区周辺の東急バスの路線図(画像:東急バス)。

 現在補助第26号線(鮫洲大山線)を通行する東急バスの路線は、五反田駅を発着し、世田谷区民会館へ向かう「反11」および東京医療センターへ向かう「反12」です。両ルートは中原街道から鮫洲大山線に入り、目黒通りの目黒郵便局へ抜けていきます。大井町方面への系統新設にあたり、武蔵小山発着ではなく、この2ルートが大井町駅へ振り分けられる可能性もあります。

 また、鮫洲大山線は経由しませんが、「渋41」と「森91」のちょうど中間部を走る目黒~三軒茶屋間の「黒06」系統が存在。こうした路線を東急バスエリア内でつなぎ合わせれば、

「三軒茶屋~目黒通り~武蔵小山~大井町」という路線も考えられます。

 このような長大路線は、東急バスといえど縮小傾向にあり、その実現は容易ではないかもしれませんが、都市計画道路として整備が完了した目黒郵便局~大井町駅の区間が「環6.5」の異名通り、バス路線でも新たな東西軸を牽引していくことになることに期待がもたれています。

【了】

【開通した道路に思わせぶりな「バス停」のスペース】

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コメント

2件のコメント

  1. 冗談で、圏央道にバス停があったら相模線なんか廃止だろう、と計画停電の長期間運休に遭った人が言っていました。まあ、相模線という路線が中距離の交通の流れに沿ってないから、それはないでしょうけど。

  2. 現実的なのは反11か反12いずれかのルート変更はないでしょうか。新系統となると三軒茶屋や学芸大学駅、都立大学駅行きなどが考えられますが、どこも既存路線や停留所設置の面で難があります。

    武蔵小山行きあるいは営業所のある清水行きの新設が一見安直そうに見えますが、その場合渋滞区間でもある平塚橋・武蔵小山間がオーバースペックとなる恐れがあります。

    その点、反11か反12いずれかのルート変更の場合、ダイヤ調整や武蔵小山駅での乗り継ぎ配慮などを行えば、乗客にとってもルート選択が広がりメリットがあると思います。

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