「チヌーク」大型ヘリを空飛ぶガソリンスタンドに 増設燃料タンクの置き場が大胆すぎる件

戦闘機や一部のヘリコプターなどでは航続距離を延ばすため、主翼や胴体に増加燃料タンクを取り付けることがあります。一見すると燃料タンクの増設が難しそうなCH-47Jの場合は、機内に設置可能。どのような場面で使うのでしょうか。

積めば東京~沖縄間ノンストップで飛行可能

 CH-47J用の機内増槽を製作している会社は何社かあり、機能もそれぞれ違っていますが、陸上自衛隊が導入したものの一つに、アメリカのロバートソン社が作る「EXTENDED RANGE FUEL SYSTEM II」というものがあります。これは英語名の略称から「ERFS II」といいますが、陸上自衛隊員たちはメーカー名から「ロバートソン」と呼んでいます。

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アメリカのロバートソン社製「EXTENDED RANGE FUEL SYSTEM II」。略して「ERFS II」だが、隊員にはもっぱら「ロバートソン」と呼ばれる(画像:ロバートソン)。

 この「ロバートソン」なる機内増槽、見た目は大きなサイコロのような形をしています。メーカーのカタログによると1個搭載するのにかかる時間は約15分。1個につき約3000リットルの航空燃料が入り、最大で3個まで機内に搭載することができるといいます。

 CH-47Jが「ロバートソン」を3個積んで、すべて燃料満タンで飛行した場合のカタログ上での航続距離は約2000kmです。東京から沖縄の那覇まで直線距離約1600kmをノンストップで飛ぶことができます。

 ちなみに、これだけ燃料を追加搭載できる「ロバートソン」を、元から航続距離が長いCH-47JAに搭載すれば、より一層、長い距離を稼ぐことができると考える向きもあるかもしれませんが、それは難しいようです。なぜならJA型に「ロバートソン」3個を積むと重すぎて離陸ができなくなるからです。またそれ以外にもいくつかの理由があるそうです。なお、CH-47Jも増槽3個を機内に積むと、ほかの荷物は積めなくなります。それくらい大きな燃料タンクと、隊員は機内で一緒に過ごします。

【存在感すげえ!】機内で「ロバートソンさん(燃料タンク)」と一緒に過ごすの図(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. ロープを伝って降りるには皮手袋が必須ね。

    素手だと皮がむけるからね。

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