「実は別々の駅でした」東京「統合駅」5選 駅名“くっつけただけ”からウルトラCまで

2つの駅が統合された駅が、特に私鉄では多くあります。駅名や現地の構造に旧駅の名残を留めるケースも。東京では別々の駅をひとつにするため、様々な工夫が凝らされてきました。

駅名をくっつける「順番」もミソ

 2つの名称をくっつける「順番」を変えた結果、印象がガラッと変わってしまった駅もあります。

池尻大橋(東急田園都市線、目黒区・世田谷区)

 東急田園都市線の渋谷~二子玉川間は、路面電車だった玉川線を廃し、ほぼ同ルートに地下線として建設された路線です。このため途中の各駅も1977(昭和52)年に新設されたものですが、路面電車の時代には「大橋」と「玉電池尻」の電停がありました。池尻大橋駅はその中間地点に、2つの電停の名称を組み合わせて設けられたものです。

 ただ当初、「大橋池尻」駅となる予定でしたが、それではインパクトに欠ける、という東急の五島 昇社長(当時)の意向により「池尻大橋」になったといわれます。池尻大橋という橋に由来すると思えるような駅名、確かにインパクトは大きいかもしれません。

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池尻大橋駅(乗りものニュース編集部撮影)。

※ ※ ※

 ここで紹介してきたような駅の統合が行われた大きな理由のひとつが、列車の長編成化です。昔の電車は大概1両か2両編成で、駅を細かく設けることができましたが、利用者の増加にともない列車の両数を増えていくと、短いホームの駅では対応が難しくなっていったのです。

 ただ、駅は街の顔です。統合は地域の利便性にも大きく影響することから、様々な配慮がなされています。

【了】

【駒場+東大前】別々の駅だった時代を画像で見る

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