「2022年注目の竣工船」 電動、LNG、風力に超巨大作業船まで 海からエネルギー革命!

LNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」(2022年12月竣工予定)

「さんふらわあ くれない」は、商船三井の子会社フェリーさんふらわあが大阪~別府航路に投入する日本初のLNG燃料フェリーです。商船三井が2019年12月に三菱重工業グループの三菱造船に発注。現在、三菱重工下関造船所で建造が進められています。竣工は2022年12月、就航は2番船の「さんふらわあ むらさき」とともに2023年春の予定です。

「さんふらわあ くれない」は長さ約199.9m、幅28m、約1万7300総トンと既存の「さんふらわあ あいぼり/こばると」(9245総トン)に比べて大型化。”カジュアルクルーズ船”として、乗船客にゆったりとした空間を提供しつつ、いわゆるモーダルシフトに対応するためトラックの積載台数を増加させました。

 従来の重油と、LNGを燃料として使用できる2元燃料(DF)エンジンとして、主機関にバルチラの「バルチラ31DF」を、発電用機関にヤンマーパワーテクノロジーの「8EY26LDF」を採用し、CO2の排出量を従来比20%削減、SOx(硫黄酸化物)の排出量がほぼゼロという優れた環境性能を達成します。

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旅客フェリーとしては日本初のLNG船となる「さんふらわあ くれない」。ポスターはちょっとレトロに(画像:フェリーさんふらわあ)。

 大阪~別府航路では1912(明治45)年に投入された初代「紅丸」をはじめ、「くれない」「むらさき」の名を冠した船が活躍してきました。特に1960(昭和35)年に竣工した3代目「くれない丸」(現ロイヤルウィング)は、豪華な内装から瀬戸内海の女王と称されました。「さんふらわあ くれない」の名称はこうした歴史に由来します。

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