首都高の象徴「道路ど真ん中の橋脚」がなくなる日 都心環状線 銀座周辺は激変へ
銀座の首都高に「蓋」風景一変か
旧築地川の区間は、老朽化に伴う「大規模更新」が必要とされていました。今回打ち出された計画はまだ素案ではあるものの、新路線の建設(新京橋連結路、晴海線)と大規模更新、そして地上部の街づくりとを相互に連携させ、複数の課題を一気に解消しようというものです。
この「地上部の街づくりとの連携」という面で、C1は今後さらに大きく姿が変わる見込みです。というのも、地元の東京都中央区が、旧築地川を通る首都高C1に「蓋」をして、その上部を公園などにするという計画を打ち出しているからです。
中央区に尋ねたところ、蓋をする区間は区役所そばの「三吉橋より南」を考えているとのこと。つまり、銀座周辺のC1の大部分は、トンネルのような区間になるかもしれないのです。蓋をする範囲は首都高速道路と今後調整していくといいます。
なお新京橋連結路が接続する京橋周辺だけでなく、晴海線を接続させる方向で検討を進めるとされているC1の“銀座S字カーブ”付近についても、同時に線形改良を行うとされています。ネットワークの整備とともに、首都高の黎明期に造られたC1も走りやすくなりそうです。
【了】
道路の真ん中のその橋脚にぶつかったという話はあまり聞きませんが、無くすためには大掛かりなのですね。
ゲームでも散々苦しめられたあの橋脚が無くなるとは、嬉しくもあり悲しくもありますね。
写真の橋脚は撤去対象外のようですが。
中部横断道が片側2車線化する時、北陸新幹線との交差部が、橋脚の間隔から「道路ど真ん中の橋脚」になりそうです。