「ブラックアイスバーン」のヤバさ 東京の雪、本当に怖いのは 布チェーンあれば安心か?
東京の大雪、といっても、寒冷地に比べれば微々たるものかもしれません。そうした中で関係者が特に注意を呼びかけるのが、夜から朝にかけて発生する「ブラックアイスバーン」の状態。適切な対策も聞きました。
布製チェーンあれば出かけてOK?
気温や路面の状況によっては、薄い氷の膜ほどでなく、霜が下りたように、路面がところどころ白くなり、光に反射して輝いているようなケースもあります。オートバックスセブンによると、この状態でもスリップの危険性があるといい、「夏タイヤでの走行は非常に危険、ぜひ控えていただきたい」といいます。
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そうしたブラックアイスバーン状態を走行する場合、「スタッドレスタイヤが理想」(オートバックスセブン)といいますが、年に数回しか雪が降らない東京などでは、スタッドレスタイヤを買うほどではないと考える人もいます。「タイヤチェーンならば、樹脂製か金属チェーンのものを推奨します」とのこと
近年では、タイヤに履かせる布製チェーンも、安価で場所を取らない手軽な商品として認知されていますが、これについては「もともと雪が積もった路面の走行を想定したもので、ブラックアイスバーンや通常のアスファルトのような硬い路面では破れることがある」ということでした。
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